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2009年9月21日
子どもが発言したくなる授業を創る
『空気の分子の数が増えたから重くなった』と発言させたい
玉井裕和(近畿大学附属小学校)
 2008年度は1年生の学級担任を初めて務めました。ですから、理科の授業はしていません。そこで、今年の夏季研修会へのレポートとして、過去の授業を記録に基づいて分析してみました。2005年度の4年生、「気体の学習」の単元で、『課題5 空気には重さがありますか』という11月22日の授業の記録です。 2学期当初から、「物とその重さ」や「物とその体積」の単元を指導してきました。そこで学んだ『どんな物にも重さがあり、体積がある』という認識を基に、「物の温度と体積」の単元で《膨張》を学んだことも加えて、物の粒子的概念=粒とそのつまり具合についての認識を獲得させたいと願っている過程での学習です。自分の評価としては、この記録の授業の後半は教師の語りばかりで、失敗したと思っています。そうした失敗授業を、次にはどのように創り変えるかを自己分析してみました。
Posted by okada at 08:55