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2009年9月21日
ものの燃えかたと空気
矢崎茂樹(立教小学校)
 学図の教科書にあるこの単元の中で「ものが燃えた後、空気はなくなったのだろうか」ということを調べる実験がある。ろうそくが燃える前の空気と燃えた後の気体の体積は同じであるということを確かめる装置を作り提案した。ろうそくが燃えて生じた熱で、気体の体積が膨張し、それが冷えると体積も元と同じに戻ることが確かめられた。しかし、装置は改善の必要があり、参加者からご意見をいただくことができた。また、酸素の中で鉄を燃やす実験で、参加者にお配りしたプリントの通りステンレスの金網を燃やした場合、溶けた鉄の玉が落ちて集気瓶が割れてしまった。この金網でやる方法は材料や操作方法にまだ課題が残ることがわかった。最後に、発火合金による火起こしの提案をした。良く火の粉が出るのは確かであるが、火の粉がパッと光ってすぐ暗くなってしまうことから、火口にきちんと点火するかどうかという質問が出た。これは、火口に点火するまでを演示するべきだった。以上色々なご意見を頂戴して参考になった。
Posted by okada at 09:05