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2013年8月19日
『安い!! 楽しい!! 簡単!! ものづくり』 天井 比呂(雲雀丘小学校) 松下 祐子(京都女子大学附属小学校)長友 正子(賢明小学校)渡辺真吾(甲南小学校)
今年もやりました。西日本の物作り隊。『コロコロストーン』では、ネオジム磁石を使った、簡単なガウス加速器をつくりました。『単極モーター』では、参加者の方が、電池とネオジム磁石と銅線でつくりました。うまく回って喜んでいる方も。案外いい加減に作るほうがいいということもわかったようです。『チリメンモンスター』とは、チリメンを作る工程の中で、チリメン以外の生物のことです。レアなタツノオトシゴなどをみつけて参加者の皆さんで盛り上がりました。
Posted by okada at 20:34


空気はどこまで押し縮められるか 本田 康(関東学院六浦小学校)
4年生の単元、「空気と水」では、注射器を使い、空気は押し縮められることを学習します。この時、児童からは、空気はどこまで縮むのかという疑問がでてきます。それに応える形で、自転車の空気入れを使って、ペットボトルの中に空気を押し込みます。一般的な空気入れで約15回は入れることができました。また、付け足しで「空気に重さはあるか」ということを実験で確かめました。
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流水のはたらきの教材・実験について 荒井 大輔(相模女子大学小学部)
第5学年「流水のはたらき」において、川の上流から下流までの様子を比べる場面において、それぞれの石の形を比較し、その形の変化の要因を考える場面がある。しかし、子どもたちは実際に川に観察に行っても、固い石が流れる間に小さく丸くなるという実感をもつことはできない。そこで、実験で石が小さく丸くなる様子を調べられる様に、滑石などを使った授業を行った。その報告とともに、石が小さく丸くなる様子を実際に体験していただきました。
Posted by okada at 20:33


植物の中の水の通り道 重久 靖恵(捜真小学校)
この単元の観察は、教科書では「ホウセンカ」を使っているが、校内で育てている「ホウセンカ」の成長がおもわしくなかったり、気孔の観察では子供たちが葉の裏から薄皮をはがすことが難しかったりと、本来観察したいところにたどり着くまでに手間取っていました。そこで、ブロッコリーやアスパラガスを用いたり、観葉植物を用いることで子供たちが簡単にわかりやすく観察できるということを試してみました。その様子について紹介させていただきました。先生方には実際に観葉植物で気孔を観察していただきました。
Posted by okada at 20:32


二酸化炭素中でのマグネシウムの炎の反応 石田 勇人(東京女学館小学校)
マグネシウムの炎は、二酸化炭素中でも激しく燃焼するということを知りました。二酸化炭素中では、物は燃えないと学習した児童にとって逆転の現象になると考え、授業に取り入れました。その際の授業の様子や、児童の考えを紹介しました。
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色素増感太陽電池の教材化について 瀧場 進(国本小学校)
これまでも、レモン電池、備長炭電池、11円電池といろいろな電池を作る教材がありましたが、近頃話題の色素増感太陽電池の製作について小学校の授業で実施出来るか可能性を探ってみました。参加された先生方に実際に製作していただきました。
Posted by okada at 20:31


はじめての電子工作 発表者 吉金佳能(宝仙学園小学校)
子どもたちが主体的に「ものづくり」の活動に取り組むことは、問題解決能力や科学的な見方、考え方の育成に大きな効果があるととらえています。本校では「ものづくり」の活動を重視し、多くの単元で取り入れようと指導計画を工夫しています。今回は、6年生で行っている「電子工作」の活動を紹介し、先生方に実際に電子工作を体験して頂きました。使用した電子パーツは、電池、LED、スイッチ、抵抗、コンデンサの5つです。
Posted by okada at 20:31


岩石プレパラート(薄片)で感動を 岡田 篤(精華小学校)
昨年度の本大会の発表の中で、流紋岩を使った岩石プレパラート作りの実践を報告した。みなさんからいただいたリアクションペーパーを含めてのご意見は非常に多かった。中でも、もう少しコツを教えて欲しい、研修の中で実習をしたい、というものがあり、今回この声にリアクションし、短時間でできる岩石プレパラート作り実習を行った。岩石の選び方、スライドガラスとの接着の仕方、研磨の仕方などを提案した。また実際に岩石を磨き、美しいその世界を観察するとともに、有孔虫化石を発見する面白さも実感していただくことができた。何人もの先生が、きれいなプレパラートを作り、また感動的な化石を発見された。
Posted by okada at 20:30


天体写真を撮ろう(携帯電話で撮影しよう) 岩渕正文(追手門学院小学校)
カメラ付き携帯電話で天体写真を撮る方法を紹介します。携帯で撮影するときのブレを修正する簡単な道具の紹介です。ホームセンターで販売されている塩ビパイプと耐震ジェルを使って光軸を簡単に合わせて望遠鏡の像を撮る実習をしました。
Posted by okada at 20:29


理科見学での見学シートの活用  戸田山 正宏(湘南白百合学園小学校)
6年生では、理科見学として城ケ島地層見学(雨天時:生命の星地球博物館)、プラネタリウム見学(はまぎん子ども宇宙科学館)に出かけています。その際に、児童に見学の視点を与えるため、見学シートを作成してきました。その作成のポイントと実際の子供たちのようすを報告しました。
Posted by okada at 20:28


プランクトンの観察を楽しもう 発表者 河合千賀子(洗足学園小学校)
プランクトンの観察は、目に見えない小さなものを顕微鏡で見つけていく作業なので、中には見えた気になっている子もいます。少ない授業時間でも容易にプランクトンを観察し、同定できる方法をいろいろ試してきました。今回は簡易プランクトンネットを使って観察した実践報告をさせていただきました。先生方の実践もお教えいただきました。
Posted by okada at 20:28


「電流のはたらき」における授業実践について 市川 敦(成蹊小学校)
4年生の「電流のはたらき」の単元において、これまで「豆電球は電池の向きに関わらず光る」と言葉で教えてきたことを、調べられないかと考えた。モーターカーを走らせる活動から、モーターと電池の向きの関係を考えさせてから、再び豆電球に目を向け、「乾電池の向きを入れ替えると豆電球の光り方はどうなるか?」と発問した。この授業内容、子どもの活動・様子について報告を行いました。先生方からたくさんの改善点等ご教授頂きました。
Posted by okada at 20:27


理科の授業にiPadをまだ導入しない理由 長田 朋之(光塩女子学院初等科)
東京都多摩市が「学校情報環境整備事業」(3か年事業の初年度)に1億2500万円の予算を計上するなど、全国の自治体において1人1台のタブレット型端末導入を目指し、具体的な計画が進められている。本校ではタブレット型端末の導入に向け、試験的にiPod touchを理科の授業で導入した。この導入試験で獲得した重要な経験は2つあった。1つは、適切なタイミングで端末を投入すれば従来より教育上の効果を向上させられる場面があること。もう1つは、導入前に十分な準備をしないと運用が難しくなることである。試験導入で得られた経験をもとに留意すべき点と対策をまとめ発表しました。
Posted by okada at 20:26


月の形の変化 厚紙を使っての教材作り  古尾谷 浩之(洗足学園小学校)
月の形と太陽の位置関係・月の出入りの時刻・月の方位と形と時刻の関係などを理解するための教材をA4の厚手の紙2枚でつくってみました。なお、このような教材は、何人もの方が作られていると思いますが、今回は月の模様の変化もわかるようにしてみました。時間が足りなくなり、完成させることはできませんでしたが、貴重な改良案をいただきました。次は改良されたもので授業をしたいと思います。ありがとうございました。
Posted by okada at 20:25


力とはどのようなものか 林田 真治(成蹊小学校)
今回は、「てこのはたらき」のところで行った、「力」とはどのようなものなのかを、子ども達に考えさせる授業について、発表しました。「てこのはたらき」では、当然「力」ということばもでてきます。そこで、改めて子ども達の「力」というものについてどのように捉えているのか、はっきりさせたいと思い授業を行いました。様々なものに力を加えると、ものはどうなるのかから、授業をスタートさせ、最後に自分なりのまとめを行わせました。授業を行い「力」を取り上げる難しさも実感しました。皆様から頂いた貴重はご意見を今後に活かしていきたいと思います。
Posted by okada at 20:24


アラスカ自然紀行  高橋 愼司(湘南学園小学校)
理科の授業の中で子どもたちに実際に取材した、自然や動物の姿について紹介しました。その中でアラスカの自然を通して自然に生きる動物たちの姿や地球環境の現状を知る授業を通している授業実践の状況を報告しました。動物と人が緊張感をもって存在していることに気が付いてくれる授業実践を報告しました。
Posted by okada at 20:17


「4コマまんがでまとめる、調べ学習」 河合 幸仁(国立学園小学校)
本校では、4・5年生が山中湖での宿泊学習に出かけます。それに向けて理科では、富士山周辺の自然を調べて発表する単元を組んでいます。今年は5年生の取り組みで、調べてわかったこと、みんなに教えてあげたいことを、4コマまんがにして発表することにしました。単純にまんがと聞いて喜んで取り組んでくれたわけではなく、「絵が得意でないのでうまくできるか心配」といった子供も多くいて意外でした。4コマまんがにすることで、しっかりテーマを絞って見てくれる人によく伝わるよう意識できたと思います。
Posted by okada at 20:16


世界のメダカ  大澤 知由(立教女学院小学校)
5年生の教材でメダカの飼育は、どこでも取り組んでいると思います。本校でもクロメダカを飼育・観察し、一定の成果が得られています。ただ、あまり発展的な内容が無かったので、メダカという教材にさらなる広がりを持たせるため、数年前から「世界のメダカ」と称して理科室の片隅に水槽を設置し、「プラティー」と「アフリカンランプアイ」の累代飼育に取り組んでいました。これらの飼育に関して、ある程度の実績とノウハウが蓄積しましたので、今回報告させていただくと共に、絶滅危惧種とされている東日本型のクロメダカの現状に関してもお伝えさせていただきました。
Posted by okada at 20:15


理科と社会科の相互学習について 衛藤 巧(仁川学院小学校)
昨年度、第四学年の社会科を担当した際に、社会科に理科的な要素が数多く含まれていることに気が付いた。そして、この理科的な要素をうまく活用し、教科間の繋がりを見出すことができれば、理科にとっても社会科にとっても、児童の学習欲や理解を深める機会になるのではないかと考えた。今回は、社会科に登場する理科分野の取り扱いについて考察し、その考察結果から見えてきた現状と課題について発表しました。
Posted by okada at 20:13


高学年における新聞記事の活用 −新聞記事の感想に見られる子供たちの学び− 三輪 宏明(聖徳学園小学校)
昨年度より、高学年において、新聞の記事の切り抜きを子供たちに配布しています。子供たちが書いたそれぞれの記事に対する感想や疑問等を通してみえてきた、子供たちの実態を分析し、その中に見られる学びについて報告しました。興味・関心を喚起する、記事から考察する、疑問を抱く等の様々な段階の子供たちの姿が浮かび上がりました。なかなか考察へと向かない人への対応も探っていきたい。
Posted by okada at 20:13


小学校高学年における放射線初等教育の試み 梅下 博道(ノートルダム学院小学校)
東日本大震災後、小学校においても放射線について何らかの指導や学習を実施しなければならないのではないかと思い以下の授業を試みた。5年生に行った平和学習を終えた約半年後、6年生になった児童たちを対象に測定実習を実施した。「はかるくん」と同時にレンタルした測定試料セット(マントル、湯の花、KCLを含む塩など)を測定線源に用いた。この授業について発表しました。
Posted by okada at 20:12


チョウを育てよう〜いろいろなこん虫の観察 野村 圭吾(追手門学院小学校)
3年生の「チョウを育てよう」の単元の学習で、昆虫という生き物に対してより実感を伴った理解を与えるために、実際に教室で何種類かの虫を育てて観察を行いました。子ども達がじっくりと虫の観察を行って、発表し合い、さらに深く昆虫の体を理解できるように授業を展開させました。授業の中で子ども達が迷ったポイントや話し合いになったポイント等も授業内容と併せて報告を行いました。教科書ではどのような流れなのか、またその流れにはどのような意図があるのかも大切にするようにとの意見をいただきました。
Posted by okada at 20:10


Excelの統計関数を使った学習効果の検証 相馬 章隆(雲雀丘学園小学校)
テストをして成績をつける際,ついつい平均点に目がいってしまいます。しかしながら,それは本当にクラスの実態を表しているとは限りません。平均点だけではわからないクラス間の差や,クラスの特徴について,Excelの簡単な統計関数を使って知る方法を発表しました。そして,そこから得られたデータを今後どのように指導に活かしていくべきかご意見をいただきました。
Posted by okada at 20:07


農家の方と連携して取り組んだ植物栽培の記録  松本芳将(聖ドミニコ学園小学校)
聖ドミニコ学園小学校には、敷地内に畑(7m×12m)がある。理科の授業では、近隣の農家の方と連携し、畑で植物栽培に取り組んでいる。平成25年度は、3年生がナス・ピーマン、4年生がゴーヤ、5年生が大豆、6年生がジャガイモを育てた。1月の年間計画の作成からはじまり、プロの指導のもと、耕運・肥料撒きによる土づくり、マルチ・トンネル張り後の種植えなど、どのように植物栽培に取り組んでいるかを紹介した。
Posted by okada at 20:06


水耕栽培の教材化  西川浩輔(国立音楽大学附属小学校)
ここ数年、水耕栽培教材化の可能性を模索していました。発芽までは比較的簡単な水耕栽培も、その後結実までとなると上手くいかず、苦戦していました。その中での成果として、土の移動の手間と汚れ、学級園の観察のし難さ、教科書内容の不一致等、解消出来た部分もあります。一部授業に組み込み、児童の反応もあったため、現時点での報告をいたしました。
Posted by okada at 20:05


実感を伴った理解を目指して「てこの規則性」 山田亮(追手門学院小学校)
以前に「てこの規則性」について、研修会で提案をさせて頂いた。その時、いくつかの反省点があった。教具としててこ棒を用いたが、今回それを少し改良した。また、自作したてこやシーソーを用いて重たいおもりや身体を楽に上げられる体験をさせた。さらに、学んだことを活かした活動として、物づくりを行った実践を報告した。
Posted by okada at 19:57


2013年8月15日
理科部会大会速報について
25年度の日私小連全国大会理科部会の発表の記録です。
Posted by okada at 14:49