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2014年8月13日
「実際に“すること”の大切さ 〜葉脈標本づくりを通じて〜」 山田亮(追手門学院小学校)
以前葉脈標本作りを西日本の研修会で、元京都市青少年科学センター指導主事の杉原和男先生の指導のもと行った。その時、話を聞いただけで、さも自分もできるかのように錯覚した。実際に自分でやってみて、その難しさや書物やインターネットに書かれていることと現実との違いをまざまざと知ることとなった。先生方と共にパイプ洗浄液を用いて葉脈標本づくりを行った。
Posted by okada at 15:28


「地層単元のアプローチ&子どもが聴き、考える授業の取り組み」 田中栄太郎(日本女子大学附属豊明小学校)
6年の地層の単元について、 本校のある東京都文京区では自然の地層が見られる場所が無いので、ここ数年、授業の組み立て方を検討してきました。今年2月の東初協の部会での研究授業の振り返りを含め、自作した教材の工夫や、授業へのアプローチなどの実践報告をしました。また、私が日頃の授業で心がけている、児童の「聴く力」「考える力」をいかに育てるか、実験等の考察時の問いかけやテストでのチャレンジ問題で加点するなどの事例を含めた実践報告をしました。
Posted by okada at 15:21


「イカの解剖実験」 梅下 博道(ノートルダム学院小学校)
6年生ではヒトや動物のからだのつくりやはたらきを学習する。犬やフナやカエルなどについては教科書等で確認することができるが実際に自分の目で見るということはしていなかった。また生きている動物の生命尊重の観点から抵抗感を持ち、解剖実験材料の準備も難しい。そこで身近な食材でもあるイカを解剖することにした。イカの解剖実験の授業実践を報告させて頂きました。
Posted by okada at 15:18


「燃焼3要素を核に学ぶ 6年「物の燃え方と空気」  三澤尚久(小林聖心女子学院小学校)
小学校6年生の「物の燃え方と空気」の単元を、燃焼3要素を核に再構成し、実践を行いました。単元の導入で、漫画雑誌に火を当ててみると、火がつかない ことに子どもたちは驚きます。紙に火が当たれば燃えるのは当たり前、と考えていた子どもたちは、「燃える」のには、いったい何が必要なのか、考え始めます。子どもの素朴概念からスタートし、実験を通して科学的な概念へと転換していく授業について報告させていただきました。
Posted by okada at 15:17


「雪の結晶」の世界を教室で 〜ダイヤモンドダストと氷のチンダル像の生成実験〜坂元 美氏i早稲田実業学校初等部)
2014年は世界結晶年に定められている。今年の2月、関東では45年ぶりの大雪となり「雪の結晶」に興味を示す児童が多く見られた。雪の結晶は実に多様な姿をしている。雪の結晶の分類学研究の第一人者である北海道大学の中谷 宇吉郎氏(1900〜1962)は、世界で初めて人工雪の生成に成功した。今回は中谷 宇吉郎氏の「雪の科学館」で行われていた室内でも簡単にできる「ダイヤモンドダスト」と「氷のチンダル像」の生成実験等を紹介した。
Posted by okada at 15:16


「簡易水耕栽培装置と屋内水耕栽培のコツ」 西川浩輔(国立音楽大学附属小学校)
昨年、ペットボトルを利用した簡易水耕栽培のシステムを開発しました。本年度は、本校近くの「植物LABO」という植物育成技術と植物工場で働く技術者を育成する民間の施設でアドバイスをいただき、学校や家庭でも簡単に取り組めるように改良したものを紹介しました。安価かつほとんど手間がかからず、葉物以外の栽培にもある程度対応でき、気軽に水耕栽培に取り組めます。また、屋内ヘチマ水耕栽培が軌道に乗ったので、その報告もいたしました。
Posted by okada at 15:15


「体験学習を軸にした環境学習 そのU 〜渡良瀬遊水地・ツインリンクもてぎ・白神十二湖〜」 萩生田 綾乃、萩野友紀(聖ヨゼフ学園小学校)
本校では、宿泊を伴う体験学習を全学年で実施しており、「環境」を統一テーマとして掲げています。その中から、5年生体験学習(渡良瀬遊水地・ツインリンクもてぎ)と、6年生体験学習(白神十二湖)を取り上げ、どのような環境学習に取り組んできたかを発表いたしました。
Posted by okada at 15:12


「綿つむぎ体験」 石田 勇人(東京女学館小学校)
本校では、6年生の修学旅行で愛知県のトヨタ産業技術記念館にいきます。そこでは、日本産業を支えてきた自動車産業や綿産業が、どのように発展してきたかその変移を学びます。その綿産業の変移の学びの中で、児童が関心を持ったものの一つに綿つむぎがありました。その時に初めて綿が植物だということを知り驚いている児童が多かったです。そこで修学旅行前までに、綿を育て、綿つむぎまで学習すると修学旅行での学習がより深まると考えました。今回は、その時の様子を紹介し、また先生方にも綿つむぎ体験をしていただきました。
Posted by okada at 15:10