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 愛機をおりて、あたりを散策。
 菜の花と桃の花が織りなす、素晴らしい景観です。
 あたりは菜の花のむせるような匂いのなかに、甘い桃の花の匂いも混ざって、たいへん匂いやか。
 嬉しそうに飛ぶ熊蜂(クマンバチ)にも出会います。
 熊蜂はその外見から怖いという印象をお持ちの方もいますが、僕の経験ではおとなしい性格です。
 スズメ蜂は別格の怖さですが、アシナガ蜂やミツ蜂のほうが、巣のテリトリーがあるぶん、熊蜂より怖い。
 愛機に戻って、扇状地をさらに下りたところ。(→)
 黒駒地区のなかでも、開けたところです。
 う〜ん、気持ちいい。
 まさに Feel So Good!

 気持ちいいところで、お腹も減ったな…
 ということで、下調べをしていた「はくさい」を訪れることにしました。

 「はくさい」は、以前は塩山市内にあって(そのときの名前は
「白彩」)、居酒屋の“ランチ営業”といった風情のお店。
 味とボリュームが、ほど良かった。
 その後、惜しまれながらもいったん閉店。
 しばらく音信がなかったのですが、笛吹川の中流にある立ち寄り温泉の食事処として、営業を再開したという情報を得ていたのです。
 
←丘を登ってふり返ると、遥か彼方に甲府盆地が広がります。
 桃の周りでは、農家の方々が受粉作業の真っ最中。
 棒の先に付けた黒板消しのようなもので、花を撫でていました。
僕「ちょっと見させてくださ〜い」
農家のおじさん「ほ〜い。どうぞ入りなさ〜い」
 こんな挨拶でも、すれば一瞬で和やかな空気が生まれるものですな。
⇒2005年の「白彩」はコチラ