お昼ごはんは、以前にも訪れた牧丘の「はくさい」にお世話になりました。
立ち寄り温泉・町営の「花かげの湯」に併設されたお食事処です。
いただいたのは、名物の「穴子天丼(¥1,080-)」。
一本穴子に大海老2本、舞茸も丸々ブロックという凄いボリューム。
美味なんですが、穴子は大味なので途中から飽きる。
僕にしては珍しく、少し残してしまいました。
このお店は、以前の「海老天丼」と「とろけるもつ煮」をお薦めします。
花かげの湯
お食事処「はくさい」
山梨県山梨市
牧丘町窪平453-1
080-5033-8931
さぁて、次は温泉に行くかな。
そのまま「花かげの湯」に入ってもよかったのですが、せっかくなのでまた違う温泉にということで、同じ町営の「鼓川の湯」を訪れました。
場所は牧丘からR206を分け入って、鼓川に沿って遡ったところ。
温泉は集落の外れで、谷の一番奥の高台。
見晴らしがよく、開放感のあるところです。
建物自体は山の斜面を背にした山荘風で、和のリゾート施設という雰囲気。
「牧丘町活力倍増センター・牧丘町交流促進センター」といういかめしい看板とのミスマッチ感覚が可笑しい。
浴槽は、これも見晴らしがいいガラス張りの内湯と、小さな露天風呂。
お湯は無色で匂いもなく、ちょっと熱め。
泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)です。
肌あたりは柔らかく、少しきしきし感があります。
ひとことで言って、以前に訪れた「花かげの湯」や「笛吹の湯」と5kmほどしか離れていないせいもあってか、お湯の印象は3つとも同じです。
ならば一番大きく近代的だった「花かげの湯」がお薦め、というところですが、僕は案外とこの「鼓川の湯」が気に入りました。
ひとつは山荘風の施設が、落ち着けること。
そしてもうひとつは周囲の里山の美しさです。(↓)
谷に広がる集落。
民家と民家とのあいだにせめぎ合う葡萄畑。
谷全体を取り巻くように囲む山。
そして山の中腹に、集落を見下ろすように走る道路。
久しぶりに見る美しい里山で、この温泉を訪れるときも立ち去るときも、こうして心を和ませてくれます。
「鼓川温泉」
山梨市牧丘町牧平262
0553-35-4611 入浴料¥500-
立ち去るときの画像。
愛機がお尻を向けているほうが温泉になります。
さよなら鼓川の湯。