ここからは森林限界を超えた、さえぎるもののない山岳ウィンディング。
 標高も1,600m近くになります。
 空気は涼しいものの、澄みきっているせいで、陽射しは妙に強い。
 ヘルメットから出ている鼻や頬は、陽射しを浴びて焼けるようです。
 これなら雨ももう大丈夫でしょう。

←やがて万座峠(1,830m)を通過。
 ここまで来ると、稜線地帯を走り抜けてゆく爽快ロード。
 周囲は、火山地帯独特のオレンジ色の地肌。
 そのなかを道はくねってゆきます。
 上信スカイラインの一番のハイライトです。
 
 残念ながらこの区間は雲がかかって薄暗くなってしまいましたので、以前に訪れたときの画像で、美しいスカイラインを確かめてください。
 こうして久しぶりに走ってみると、やはり上信スカイラインは素晴らしい。
 変化に富んだルートは「これぞ信州!」というダイナミックな風景に満ちあふれています。
 走りごたえも充分で、おまけに交通量は少なく、路面も荒れていません。
 遠回りしてでも、走る価値のあるルートです。
 
 この万座峠から臨む横手山(2,305m)→
 横手山を横切る白い線が、これから走る志賀草津道路(国道292号線)。
 まだまだ楽しみが残っています。
 でも、時刻を見ると、もう14:00。
 そろそろピッチを上げないと、温泉の時刻(今回の立ち寄り客は、入浴時刻に制限があります)に間に合わなくなるおそれが出てきました。
 志賀草津道路もこれからなので、少し先を急ぐことにしました。

 
 
⇒2009年の上信スカイラインはコチラ
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