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2005年8月16日
キャンプ

 12日から14日まで子供会でキャンプに行った。20数年前から同じキャンプ場に行っているらしい。自分は昨年は都合が悪く参加できなかったが、2年ぶりの参加であった。参加メンバーは子供会の小学生が19人、卒業生した中学生が3人、その他の子供が4人、親や地域の方、指導者など大人が18人の大所帯である。
 
 キャンプ場は此花区から2時間弱の和歌山県かつらぎ町新城の湯子川キャンプ場で近所に「たまゆらの里」がある。比べると月とスッポン、雲泥の差がある。どちらがどちらかは人によるが、方やホテル並みの施設で都会人が自然に触れるためにあり、我がキャンプ場は「自然」そのものである。以前は地元の方が管理しており少額の使用料を支払っていた。現在は最低限の管理はされているが無料。設備は汲み取り式のトイレだけ。水道はなく湧き水を汲む。蚊どころか虻にも刺される。スズメ蜂も飛んでいた。山間なので携帯は使えない。
 
 2泊3日のキャンプで食事は女性陣が作ってくれる。ありがたいことである。自分は朝から生ビールを飲んで子供らと遊ぶだけである。食事が大変おいしく、これぞキャンプの醍醐味の一つだと思うが、子供の中にはお菓子ばかりたべて肝心の食事を残すバカたれが少なからずいる。食事を残すので今時の子供は食が細いと思っていたら、お菓子の空き袋を大量に持っていたので驚いた。次回から自然の中の食事のおいしさを味わわせる為にお菓子は無しにした方が良い。
 
 子供の食事の事でいつも気になる事が今回もあった。箸の持ち方である。子供の頃に親にやかましく教えられた者にとって出鱈目な持ち方は非常に気になる。親が子供を躾ない、躾られないのは子供にとって不幸である。こういう一人一人の僅かな乱れが社会全体を歪ませる原因になるのである。気になった子供には会長と一緒に、正しく持てないのは恥ずかしい事だと教えるが、其の場限りなので家庭で教えないと身に付かない。
 
 気になることも多いが面白いことの方が多いのでやめられない。口の悪い生意気な子が怖がりコーチに手を繋いで貰っていた肝試し。隠れていて驚かそうとキャーキャー言いながら近づいてくる子供を真っ暗な中、怖い思いで待って「あはは」と笑った者にがっくり。流し素麺の後、竹をナイフで削って箸にするつもりが一生懸命削りすぎて爪楊枝になった子。急な山道を展望台までビーチサンダルで登ったのは良いが滑って中々降りられない子もいた。また来年もどんな面白い事が起きるか楽しみである。

Posted by hosizora at 00:00 | Comments (1)

Comments
野外活動、お疲れ様でした。楽しそうな様子が伝わってきました。
そうですね。お菓子は、持参禁止にしないといけませんね。
私どもの野外活動では、お菓子は持参禁止でした。
でも、夜になって、お腹がすいて寝れないという子がたくさんいました。
飯盒炊爨が、いつもの晩御飯より早めだったのが原因だと思いますが、残っていたご飯を父兄がぜんぶおにぎりにしていたにも関わらず、足りませんでした。今後の課題です。
私は、キャンプファイヤーの司会とか、夜回りとか、フル活動でした。
  Posted by: ゴーシ at 2005/08/18 16:27:13


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