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2011年9月7日
当てもんハズレ
 天気予報屋というものは、実に気楽な商売である。大外れの予報を出しても誰も謝らない。こういう理由でこうなったと説明するだけで、何故、誤ったのかは報じなくても良い。自然現象なので、予報と異なる結果となったにしても、まあしゃーないのか。受け取る方も、最近良く当たるとか当たらないとかで、誰も真面に信用していない。占い屋と一緒である。スパコンを用い、計算をして予報を出しているが、そもそもコンピューターにデータを入力するのもプログラムを作って実行させるのも人間であるので、それらを誤ると計算結果も誤ったものになってしまう。今回の台風は、当初、関東をかすめて東の方に逸れるというものだった。それが高気圧に押された、偏西風に乗れなかったなどの理由で真っ直ぐに北上した。何故それが事前に分からなかったのかを知りたい。どういう間違ったデータを入力したのかを知りたい。天気予報屋にとって、台風は偏西風に乗り北東に向かうのが素人以上に当たり前で、それ以外を想定できなかったなら大笑いである。和歌山沖で発達した雨雲が紀伊半島にぶつかり大雨を降らせ続けた。しかしながら大阪では紀伊半島のおかげで雨がほとんど降らず、また台風の目が非常に大きなものだったので、その中に入り風もなかった。にもかかわらず、ここでも予想を誤り大阪にも暴風警報発令。
以上キックが全く出来ず、暇を持て余した愚痴でした。
Posted by hosizora at 00:00 | Comments (0)

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