今週の出来事

　朝から茹だるような暑さのなか練習開始。今週は基礎の練習。特に何も言わないが子供らはスケジュールをこなしていく。水分補給も各自銘々適当な時期に行っておりなかなか感心している。１時間ほどのウォーミングアップの後、Ａ、Ｂ分かれてのノックを行う。全員行うのに３、４０分ほど掛かり、終わった時にはノッカーは子供より汗だくである。
 
　後半戦に向けて久しぶりにフルメンバーでの守備練習。と思っていたが土曜日は夏休みとあって休みが多く本格的に練習出来なかった。日曜日は若干メンバーが増え、Ａチームはほぼ揃ったので色々ポジションを替え、改めて適正を探った。外野から内野へ、内野から外野へ、半数ほどのポジションを変更した。暫くこれで練習していくつもりである。
 
　センスの良い子は何処で守っても送球、ベースカバー、バックアップ等、的確にこなしてしまう。しかし、そうでない場合が大半なので早く守備位置を決定して自覚を促し、反復練習で力を伸ばしたい。

　３週連続の大会。地元での開催であるので朝は余裕がある。涼しい場所を確保しようと６時半に出発し１０分後には到着、テント等荷物を運び込む。少し前までブルーシートを広げ日除けとしていたが、今はどのチームもワンタッチのテントを持ち込んで便利になったもんだと感心する。
 
　試合は第３試合なので、それまで対戦予定のチームを観戦するつもりだったが、直射日光の下、じっと見ていられずに適当にしか見られなかった。そしてだらだらしている間に築港さんとの試合となる。今日の大会は皆で楽しく勝とうである。４年生を２人スタメンに入れ、途中別の２人と交代。６年生ががんばり完封勝利を収めた。
 
　１試合空いてお弁当タイム。そして次の対戦は先週完敗した西三国さんがお相手。連続で負けたくは無いが、チームの力は運次第でどうにも分からない。前日ポジションを決めるときに、前衛が２人では耐えられないことが分かり３人とした。その分内野に隙間は少ないが選手に隙があるので見つからないよう祈った。
 
　初回表を無失点で凌ぎ、裏の攻撃。ノーアウト１，２塁になる。ひょっとしたら勝てる？と淡い期待。１１人制ではファーストに送りバントをしたいところ。しかし何故か意図せぬところに転がり３塁フォースアウト。次の４番キッカーセカンドライナーでありゃ？この時点で意識を失ったので次はどうなったか知らないが結局無得点。その後ずるずると失点し、得点は出来ず完封負けとなった。もう一試合ぐらいしたかったのに残念だった。次の大会は言い訳できないフルメンバー。力を余すことなく発揮したいものである。

　さていよいよ大阪市�ｂP決定戦。去年と同様に朝からむし暑い。早朝は曇り空だったが開会式の頃には徐々に太陽がギラリと姿を現してきた。今年は一回戦からなので決勝戦まで５戦。短時間で試合を終わって欲しいと祈りながらの大会であった。
 
　初戦は住吉区の清水丘さん、初対戦なのでどんなチームだろうと思っていたが小柄な子が多くやや安心。途中サードにライナー。ファールになると思ったのか手を引っ込めたが残念ながらフェアーの２ランホームランとなった。攻撃はそこそこの出来で１４−３で３回コールドとなった。２回戦は天王寺の生魂さん。以前の練習試合では冷やりとさせられているので全力で勝負。この試合もエラーが多かったもの攻撃は良く１６−３で３回コールドだった。
 
　さて準々決勝の３回戦。お相手は予想通りの今川さんで監督の勢いは大阪市�ｂPであると確信している。試合はその勢いに押され中盤まであたふたする。緊張している所為でピンポイントで狙わせる攻撃はかなりずれ悪い方に転がる。ずれたままの攻撃に終盤一瞬だけ勝利の女神が微笑みなんとか５−２で逃げ切った。
 
　一息ついて直ぐ、準決勝が始まった。これまた予想通りの磯路さん。前の試合を引きずり思った攻撃をさせて貰えない。磯路さんが蹴ってくるので蹴り勝とうとしたが得意のドロップボールが全てすっぽ抜ける。４回を終わり０−２。５回表の最後の攻撃は気分を変えようと小技主体に切り替えた。これが功を奏し６得点で逆転成功。裏で１失点したが６−３で決勝進出。
 
　そして決勝戦。またまた予想通りで外れて欲しかった西三国さん。この試合は悪いところが全て出た試合だった。イージーなボールの落球。単純な走塁ミス。点は取られてこちらは取れないのが当たり前の内容だった。反対に西三国さんは守備は今までで一番良かった。まだまだ練習が足らず出直して来いと言う事だろう。良く頑張ったものの残念ながら２年連続で準優勝。まあ連続準優勝は稀だろうから良しとしておこう。
 

　横堤さん、茨田さん、茨田西さん、茨田南さんで作る鶴見四校会の親善大会に３度目の参加。先週流れた日曜日と打って変わって茹だる様な暑さの中、組み合わせ抽選と開会式が行われた。抽選で予選は井高野さん、茨田南さん、関目さんと同じ組になった。優勝するためには暑さの中、６試合戦わないといけない。体力を温存する為、フル出場する子供が居ないよう配慮した。
 
　予選一試合目は井高野さん。先日遊びに来られて以来どんなチームか楽しみだった。初回から順調に得点を重ねるが、初戦の所為か守備が悪く、無駄に失点し１５−４で勝利。２試合目は地元の茨田南さん。４月の練習試合以来の対戦となる。この試合も攻撃は良く噛み合い良い出来だった。完封勝利といきたかったが惜しくも２４−１で勝利。３試合目は飛距離を誇るキャプテン率いる関目さん。他の試合で何度もダイヤモンドを走り抜けていた。こちらは何とかホームランは阻止し２０−４で勝利。無事予選を１位で通過。
 
　決勝トーナメント１試合目の準々決勝は今川さん。２点を先制され焦る。去年の決勝と全く同じ展開。ということはそのうち逆転するはずと努めて落ち着いている振りをする。次の回、３点を奪い逆転。予断を許さないが若干気楽になる。３回裏、９得点で１２−２となりコールドゲームとなった。（準々決勝、準決勝のみコールド採用）
 
　そして準決勝はこの日最大の難関だった西三国さん。星空先攻で３回表までに１４得点。失点は１失点のみで、裏の攻撃を３失点以内で凌げればまたもコールドとなる。と思ったら西三国さんのスイッチが切り替わり、強い攻撃に翻弄されあっという間に３失点。この時点で２アウトであり、何としてもここで切りたかった。ちょん蹴り。終わったと思った。しかしファーストファンブル。この回、結局５失点で４回へ移る。そしてまだまだ続く西三国さんの猛攻で４失点。１４−１０と追い上げられる。しかし時間切れで４回で終了となった。ホッ！
 
　いよいよ決勝戦。準決勝で磯路さんを７−６で下し、決勝進出の中宮さんが対戦相手。今川さんが予選で中宮さんに勝っているので、何としても勝たないといけない。攻撃はまずまず好調を持続し、５年生にもホームランが出、終わってみれば１５−３で勝利。目標達成。今年のチームは拙い守備を補って余りある攻撃力が頼もしい。これで去年並みの守備力が身に付けば・・・。