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.jpg) 菊田さんとゲイリーで別れてから小1時間、ぼくらはシカゴサウスサイドのシンプソンズラウンジというジュークジョイント(日本でいう安酒を飲ませる一杯飲み屋みたいなところ)に伝説的ブルースマン エルモアジェイムスの息子が演奏するというので訪れた。 着くなり店員のお婆さんが話しかけてきた、 ハウバラ〜・・・・・・???? 聞き返してよーく聞いてみると どうやら How abaout a one or five といっているようだった。 しかしいきなりそんなことを言われても、なにのことをいっているのやら?タカがあらためて聞き直すとどうやら、店のチャージシステムのことらしい。 1ドルで1時間ごとにチャージを払っていくのか、5ドルでずっと店にいるのかを聞きたかったらしい。 1ドルずつ払うことにして、しばらくすると、ある白人が、君たち何か楽器はPlayするのか?と問いかけてきた。 ぼくがVoとGをやっているというと、すぐにこの日のメンバーたちにセッションに混ぜてもらえるようにとりなしてくれた。 まだエルモアJrは登場していないようだったがバックであろうベースとドラムと僕でジミーロジャースの Blues Leave Me Alone というスローブルースをPlayした。 日本ではスローブルースをPlayするとウケナイ場所が多いのでやることも少なくなっていたが、 イントロを弾き始めると、歓声があがり、明らかにこの店の客達のぼくの見方がコイツ出来るなという目線に変わった。 そのときに僕は感じた。 このサウスサイドの空気の中で僕は初めてブルースというフィーリングの一部になれたということを! 次回 Pt U もお楽しみに!!
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