5/1 pm10:30 BB KING の娘であるシャーリー キングとセッション出来ることになった僕は、チューニングを済ませるとすぐにステージに呼ばれた! 彼女がMCをしている間にギターをセッティングすることになったのだが、ギターアンプが一台しかないのでギターのトレンゾに「どうすんの?」と聞くと「ぼくはローインプットにつなぐから君は、ハイインプットにつないでくれ!あとはギターのボリュームで調整しよう」と謙虚に気を使ってくれた。 飛び入りの一曲目はスローブルースではじまった。 バンドはギター、ベース、ドラム、そしてぼくがギターとハープなのだが、リズムセクションがとてもタイトでわかりやすいのだ。 日本で演奏しているとまずありえないのだが、ここではまるで音の会話をしているように演奏がすすんで行く。 自分でいうのも変な話でおこがましいといわれるかもしれないが、このリズムにみちびかれて 自分の音が、CDのブルースアルバムで聞いてきたサウンドを自分の指から奏でられているのは ほんとうにマジックを感じてしまった。 途中「Mojo Working」という曲でハープを吹いていたら、シャーリーが僕に歌を振ってくれて歌ったら客は大ウケだった! さらに僕が調子にのって前列にあるテーブルに乗ってハープを吹くと目を丸くしていたっけ・・・・・
そうしているうちに1時間くらいの1セット目がアッという間に終了してしまっていた。 セットが終わってギターのトレンゾがすごくエキサイトしていて、彼のCDをくれたり、ブルースのマガジンをもらったり、明日 バディ・ガイ・レジェンドでセッションがあるから来いと御誘いを受けた。 でもこの日は、前日からほとんど寝ていない状態で朝から行動していてそろそろ深夜の1:00。連れの友人2人も含めて疲れがでてきていたので、そろそろ帰るとシャーリーに伝えると彼女は すごく残念そうな顔をした。 「Oh Yeahもう一曲歌っていって、おねがい!」 この言葉で彼女が僕を本気でアプリシエイトしてくれてるようで本当にうれしかったー ぼくも感謝をおかえしする意を込めて「スイートホームシカゴ」をPLAY ほんとうに長い一日だったけど、最高の一日だった!!

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