2005年 5/4(水) pm4:00 この店でCDを探していて気が付いたのは、日本のCD屋のブルースコーナーに並んでいるラインナップとまったくラインナップがちがっていたことで(もちろんスタンダードなブルースレジェンドたちは例外だが)日本ではあまり取り上げられていないミュージシャンがかなり置いてある。 これには結構驚いたのだが、こう考えてみるとブルースというジャンルの音楽が 現地のアフロアメリカンがとらえているものと(ソウルミュージックやその他の音楽とミックスされたものもその一部として観ている)、われわれ日本人を含む非黒人のとらえているブルースミュージック(いわゆる12小節の定型ブルース)が今現在相当のギャップがあるように思えてとれた。 すでに世界的にCDアイテムが流通されているブルースという音楽が人種間の好みの差があるとはいえ、ここまで現場で置いてある商品がちがうとは、いままでどれだけ自分がメディアにおどらされていたかが分かった瞬間でもあった! この日は、すごくたくさんの興味深いCDやレコードがあり、かなりの枚数を買ったのだが、ここのオーナーで元ブルースミュージシャンの ジョニー ツイストがとても喜んでくれて、ミュージアムと称する店の地下室にある彼のコレクションを見せてくれた。 とても一日では観きれない膨大な宝の山で、残念ながら数分しかみられなかったが信用してくれて自分のコレクションをみせてくれたことがとても僕はうれしかった。 店を出ると、ブルースDJと名乗るFATなオッちゃんが声を掛けてくれて、彼の車のトランクを開けるとウーハーが載ったDJセットがあり、彼や近所の人たちとステッピン・ダンスを踊り始めたころには、シカゴサウスサイドはすでに夕暮れ時が近づいていた頃でした!^^♪♪

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