« 分科会B | Main | 全体会 »


2005年8月23日
化学の実験は楽しい”〜プラスチックから環境問題を考える〜
松林 昭 (光華小学校)
 日頃、私達がよく使っているペットボトルやプラスチック類には、どんな成分が含まれているのだろうか。プラスチック類を燃やして、ダイオキシンとの関係を知り、実験を通して、プラスチック類の正体をさぐります。そして、プラスチックから環境問題を考えてみた。
Posted by okada at 16:56


6年 ものの燃え方と空気

川ア 秀夫 (国立音楽大学附属小学校)
目に見えない気体の授業は、大変難しい単元で、毎回苦労しています。今回、酸素は、自ら燃えない気体であって、ものを燃やすのに必要な気体であることを、いかに児童に認識させるかに特に重点をおいた授業を試みるために、実験器具を作成し、授業実践計画をたてました。ろうそくを燃やして気体の変化を発表しました。

Posted by okada at 15:49


水環境プログラム“プロジェクト・ウエット”の紹介
三橋 正英(自由学園)
理科という教科を超えて、環境教育というものを教える機会も増えてきました。「環境教育」は取り扱う範囲や手法が広範囲なので、「土や水」「命のつながり・生態系」という点で実践を調べていたところ、プロジェクト・ウエットやプロジェクト・ワイルドに出会いました。このプログラムはアメリカで実践されているものです。このプログラムについて広くご意見をいただきたいと考え、「水」をテーマに編集されたプロジェクト・ウエットを紹介させていただきました。水の密度と温度の実験と水をこぼさないように1円玉を沈めるたり、水の表面に1円玉を浮かべるといった表面張力を利用した実験をしました。

Posted by okada at 14:54


クロオオアリの教材化
桑原 正孝 (豊明小学校)
 生命科学の急速な進歩に伴い、遺伝子研究が応用段階に入った今日、遺伝子の働きや進化を背景とした生物の多様性に関する知見は理科教育の中でどのように与えていくべきか考えています。最近は「発生」に注目して教材さがしをしていますが、今回はクロオオアリの教材化を主に飼育法についての面から紹介しました。
Posted by okada at 14:52


楽しい理科実験・ものづくり
八尾野 幸代子 (百合学院小学校)
 今回も「安くて」「簡単に」できるものづくりあれこれを紹介しました。 不要になったCDとゴム風船で作るホバークラフト、ビー玉で作るきらきらアクセサリー、尿素で作る結晶などです。以前に紹介したものも交えていましたが、参加していただいた先生方と楽しく実習できました。いない方には楽しんで作っていただけると思います。いろいろな授業の最後のお楽しみに、科学クラブのネタに、活用していただければうれしいです。
Posted by okada at 13:50


ちょっとした体験を理科の授業に取り入れる試み
松澤一仁(聖心女子学院初等科)
 理科部会の研究主題は、「おもしろい授業をつくる」となっています。昨年の夏以降子どもたちが体験や実感を通しておもしろそうであった筆者の理科の授業を紹介させていただきました。4年生・注射器で大きなマシュマロ・ペットボトルの空気砲・死なないメダカ・水分子の寸劇・ブタンガスの変化・不思議!カタバミの葉、5年生・太陽熱調理・指を水に入れると重さは?・スーパーボールの実験・ヨウ素液が透明に…等、6年生・燃えないハンカチ・魚の腐敗実験・単子葉植物の光合成・エキジョーカ現象等です。
Posted by okada at 11:48


4年生星座の学習でブラックライトを使用して指導した試み
石崎幸男(城星学園小学校)
 星座の学習を楽しく学べるものにしようと考えてみました。冬の星座については少し工夫してみました。一通りの学習の後で、自分で自由に星をつないで星座を作り蛍光ペンで描かせました。
 併せて星座伝説も作らせてみました。理科室を暗室にし、ブラックライトだけの光で照らしそれぞれが作った星座を発表させました。知ること中心の学習から個人の創意工夫を生かした総合的な学習へのひとつの工夫で子どもたちも楽しんで活動できたと思います。今回は、部屋を暗くして実際にみなさんに見てもらいながらの発表になりました。
Posted by okada at 10:56


3年生の天文単元の学習について
岩渕正文 (追手門学院小学校)
 昨年10月14日にあった部分日食を、3年生の日なたと日かげをくらべよう」の単元の中に組み込んで授業をした実践記録を発表しました。単元の内容にとどまらず、太陽の姿を実際に見せました。児童の想像していた太陽を実際に見た時の感動を踏まえて、単元の切り口を改めて考えてみました。
Posted by okada at 10:33


4年生月の見え方の授業

雲雀丘学園小学校理科部(雲雀丘学園小学校)
4年生の「月の見え方」についての提案です。太陽・月・地球の位置関係で見え方が変わる月。4年生には難しい内容ですが、できるだけ分かりやすく、実感できるような装置を工夫してみました。実物を見ていただき、ご意見をいただきました。話し合いでは、

・4年生には内容が難しい。
・理論的なことより、まずしっかり観察することが大切。
・装置の改良点
などが出ました。このご意見を参考に、よりよいものを考えていけたらと思います。

Posted by okada at 09:52