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2005年8月23日
寸劇を取り入れた理科学習
草野 健 (昭和女子大学附属昭和小学校)
 本校では総合学習の報告会で劇形式の発表を行っています。しかし、理科の学習の中に劇形式の発表を取り入れたことはありませんでした。そこで、6年生の水溶液の学習中に劇発表を行ってみました。また、GEMS(米国で開発された科学・数学のカリキュラムの1つ)で紹介されている劇についてもお話しました。
Posted by okada at 14:20


身近な樹木の特徴を楽しく覚えるために
谷垣 征和 (須磨浦小学校)
 植物分野の学習は、とっつきにくいと感じる子どもが多く、こと樹木に関しては、日頃目にはついても、どの樹木もその違いが分からなければ、子どもたちにとって、それは「ただの木」で終わってしまいがちです。一つ一つの樹木の違いを知り、名前を覚えることは、樹木の学習の第一歩と考えます。今回は、樹木の名前とその特徴を楽しく覚えるための手だてとしての実践を2例報告しました。
Posted by okada at 13:49


ニワトリの卵と受精 その2
玉井 裕和 (近畿大学附属小学校)
 昨年の提案に、自分の反省を加えて授業の設計を変えてみました。
メダカとタラ・サケ(魚類)の卵で、生命をバトンタッチしている『卵』の『胚』と、その栄養分である『卵黄』を知らせます。
 水から離れたニワトリ(鳥類)は、卵に水タンクの『卵白』と、水の蒸発を防ぐための『卵膜と殻』を具え、卵を乾燥から守りました。一方、そのために、体外では受精できなくなり、体内受精の新しいシステムを創り出しました。
Posted by okada at 11:56


小中一貫カリキュラムと5・6年生の年間指導計画

吉水 豊 (武蔵野東小学校)
 武蔵野東学園では、小学校と中学校の理科教員が協力して小中のカリキュラムを物理、化学、地学、生物という観点でまとめた単元指導表を作成しています。指導要領改訂後の削減内容でも必要と思われるものは残し、指導学年も適当と思われるところに動かしております。今回は特に私が担当している5,6年生の年間指導計画を中心に紹介しました。自作実験(自分たちで実験計画を立てて行う実験)やサケの飼育、木の葉化石の取り出しといったことを行っていることが特徴です。

 

Posted by okada at 10:55


もののとけかた、食塩が溶けるようす・出てくるようす
戸田山正宏 (湘南白百合学園小学校)
 ものが水にとけるとはどういう状態か、子どもたちにとってイメージすることは意外に難しいところである。今回は、食塩の粒に注目させた。とけるようすでは、ゴム栓をしたホースに食塩の粒を落としたり、また、出てくるようすでは、黒の画用紙に食塩水で絵をかき、水を蒸発させたりという実験を行った。そのことについて、子どもたちのノートの記録とともに報告した。
Posted by okada at 10:33


君もお天気博士になろう
加納 秀樹 (明治学園小学校)
 昨年の九州地区の研修会で「君もお天気博士になろう」という中単元を組み立て、授業公開とともに発表しました。内容はインターネットで得た気象情報を使って、子どもたちが天気予報を立てる授業です。本来、自然科学は帰納的な研究と演繹的な研究の二つが両輪となって発展してきました。そこで、今回は演繹的な学習スタイルをまとめの段階で取り入れ、実際の場面でそれを応用する力を育てたいと考えて挑戦しました。
Posted by okada at 09:52