2006年8月23日 |
学校の地層を標本保存し、教材化を試みる |
学校の地層を標本保存し、教材化を試みる 岡田 篤(精華小学校) 学校の新築工事に際して地下を掘り下げた際に表面化した地層を特殊技術によって保存し、校舎内に展示した。またこの地層保存という技術をモデル実験で体験し、地層の出来方や標本の理解を深める手法をとった。こうした活動を通して地層の見方、読み取り方の力を養う一助とした。 モデル実験は、実際の学校の地層から採取した砂や泥、火山灰などを牛乳パックに入れ、水を加えて冷凍する。パックの紙を破ると、きれいな地層がでてくる。これに寒冷紗を強力セメダインで接着し、寒冷紗をはがすときれいに地層がくっついてくる。ひとり1つの地層剥ぎ取り標本として作品となる。しかも実際に学校の砂や泥を使っているだけに、子どもたちにとって価値も大きい。さらには、この地層から微化石発見の体験をさせた。 |
Posted by okada at 10:10
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