ワシントンでのアメリカ史ミニ研修記録です。
ホワイトハウス。 意外な着目点は屋上です。ここにスナイパーが待機しており、こちらの柵の高さを超えると、彼らの判断で打っていいということになっているそうです。 (撮影地点に柵があり、その柵の高さを超えないように撮影。)
リンカーン記念館。アメリカ史を代表する大統領ともなるとこんな大きな記念館が作られるのですね。ちなみに右のリンカーンの顔の像の後ろに、もう一人の顔が見られます。南北戦争で敗れた南軍のリー将軍です。敗れたのだから一生壁の方を向いていなさい、という意味が込められているそうです。
リンカーンが向いている方向は、モール、ワシントン記念塔とすばらしい眺めです。キング牧師の「I have a dream」は、この景色を前に行われた演説です。今回は私がその場に立って、「私にだってまだまだ夢がある」とポーズ、隣のアメリカンには怪訝な顔で見られましたが。 石の建物としては世界一の高さ、170mある記念塔は、色が上下で微妙に違います。南北戦争の関係で25年間工事が中断された跡だそうです。
アーリントン記念墓地。戦没者や著名人が眠っています。墓石の整列は、兵士たちの整列を表しているそうです。ちょうど、頭の部分に墓石は位置しています。右は、ケネディ大統領家の墓です。手前から子ども、本人、再婚の妻、死産の女の子と並び、「永遠の炎」がその先にあります。ケネディの就任演説には上杉鷹山の言葉が引用され、尊敬をしていたと言われています。
こちらはペンタゴン。五角形という意味のペンタンゴンの一周は、なんと28kmにわたり、写真に収まりきれません。近づくと壁の色の違いに気づきます。そう、同時多発テロの際に衝突した位置です。 とても見切れない、紹介しきれないワシントンです。またいつか取材と研修に行きたいと思います。
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