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2010年8月18日
「ものの燃え方と空気」:二酸化炭素と窒素の性質について  追手門学院小学校 山田亮

 6年生「ものの燃え方と空気」の単元において、二酸化炭素(窒素)の性質についての学習の際、それぞれの気体の中で、ろうそくの炎などが一瞬にして消える様子を見て、気体の性質は”燃えているものを消すはたらきがある。”と”ものを燃やすはたらきがない”との2つの結論が児童より出た。

 この結論に着目し、この結論の意味は違うのか?また、どうすればこれらの気体の性質にせまることができるのかを話し合って、実験方法を考えた。今回は、その授業実践報告を行った。

Posted by okada at 06:26


「土地のつくりと変化」〜海洋底の泥を使った授業について  森村学園初等部 森下清敬・榎本昇

 「土地のつくりと変化(6年)」で「海洋底に堆積するものはあるのか」というテーマで授業を行いました。海洋底の泥(コアサンプル)を水洗いし、顕微鏡観察したようすを発表させていただきました。

 また、今年度実施予定のサンプル(2006年に「ちきゅう」が下北半島沖で採取したもの他)を使い、水洗いから観察までの手順を演示しました少量ですが、水洗いしたものの中から浮遊性有孔虫、底性有孔虫を皆さんと観察することができました。ありがとうございました。

Posted by okada at 06:25


「安い!!楽しい!!簡単!!ものづくり」  理科部兵庫ブロック 八尾野(百合学院)・渡辺(甲南)・天井(雲雀丘学園)

八尾野は、<DNAストラップを作ろう>

手芸ビーズで携帯ストラップを作りました。私だけのオリジナルDNAです。細かい作業に苦労されていましたが、すてきなストラップが次々にできました。

渡辺は<およげ!ゆらゆらくん>

発泡スチロール球とプラ板を使ったおもちゃを紹介しました。発泡スチロール球の貼によって水の中でおもしろい動きをします。先生方にも楽しんでいただきました。

天井は<レイボー吹きゴマ2 ホログラムシート編>

簡単な作りですが、良く回るこまを作りました。ホログラムシートを利用しきれいな発色を見ることができました。暗い部屋の中で光を当てるとさらに幻想的にまわります。

Posted by okada at 06:24


「おいしい理科実験を通して、実感を伴った理解を図る」  鎌倉女子大学初等部 土門容子

 おいしい理科実験は作るときも、食べるときもドキドキワクワクです!本提案では「ストローアイスキャンディ」や「ナーベラーイリチー!?(ヘチマ料理)」に挑戦します。

 私が小学生のころ、食べ物を扱う実験でもっとおいしく、もっと早く、と工夫をするなかで理科の面白さに引き込まれ、理科の有用性を実感しました。新指導要領には「実感を伴った理解」という文言が付加されています。理科を学ぶことの意義や有用性を実感し、理科を学ぶ意欲や科学への関心を高めるために、どんな実践ができるかを検討しました。参加者の皆様からのアイディアを出していただき、実り多き時間となりました。

Posted by okada at 06:23


「わくわくサイエンス」実践報告  ノートルダム学院小学校理科部

 ノートルダム学院小学校では、2008年度より理科担当教員一人ひとりが企画し、放課後や土曜休日を利用して、有志の児童に、理科に関する内容で、自然観察や実験工作を年間5回ほど行っています。

 「山の家での草花遊び」「ガリレオになろう〜望遠鏡つくり〜」「縄文人になろう〜火起こし体験〜」「プロペラ飛行機製作」「日食グラスつくり」「ビー玉遊び」などを今までに行ってきました。

 今回、参加くださった先生方に「わくわくサイエンス」で行った内容のものを実際に作っていただきました。低学年でもできます。

Posted by okada at 06:20


「ものの燃えかたと空気」  立教小学校 矢崎 茂樹

 酸素を集めた集気瓶の中でスチールウールと針金を激しく燃やすと、燃えた結果赤く溶けた鉄がガラスを割ってしまうことがあります。そこで、瓶が割れないように実験できる装置を紹介しました。これを使えば、集気瓶に集めた気体が逃げるのを減らし、木炭も安全に燃やすことができます。集気ビンを下向きにしたまま、下から燃焼させるものを差し込むというアイディアに逆転の発想ですねという感想をいただきました。
 また、「和ろうそく」と普通に使っている「洋ろうそく」を燃やして、芯のつくりに違いがあることを見ながら、教科書で詳しく扱われることがなくなった「ろうそく」についてその面白さを授業でもっと取り上げてはどうかという提案をしました。ろうそくの実験方法のアイディアを教えていただきました。

Posted by okada at 06:18