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2010年8月18日
天気の変化の指導について  星美学園小学校 竹内幸夫

 新指導要領(H21公示)では、5年生の「 天気の変化」で、天気はおよそ西から東へ変化していくという規則性があること、台風の進路についてはこの規則性が当てはまらないこと、台風がもたらす降雨は短時間に多量になること、などをとらえられるようにすることが示されています。

 そこで天気の変化に気づくために資料(新聞の切り抜きなど)を活用することは、重要なポイントとなるが、本校では、動画によって変化を簡単に捉えさせるようにしてきた。皆様の参考になれば幸いです。

Posted by okada at 08:51


『空気の重さ』の学習における子ども達の発想   聖徳学園小学校  三輪 広明

 本校では、4年次に『空気の重さ』の指導を行っています。ここでは、子ども達の発想をとり入れながら、理科室でできる実験方法を考えていきます。空気中ではうまく量ることのできない空気の重さを量るためには、発想を転換して実験方法を考える必要があります。

 今年度、4年生を対象に行った授業の記録を通し、子ども達の発想がどのように変化していったのか追っていこうと考えました。 

Posted by okada at 08:49


本校のビオトープ作りの試み 東京女学館小学校 石田勇人

 本校では、ここ23年ビオトープの活動に力をいれています。今回は、ビオトープをより充実させるためにおこなった取り組みを報告させていただきます。また、昨年2年に1回行われるビオトープコンクールに応募したので、その活動内容もあわせてお伝えします。

 より、充実したビオトープを目指し、皆さまから様々なご意見をいただきました。

・植物を植えるだけで、その植物を食草とする生き物が来るのが不思議だなあと思いました。

・今後の課題にあった、地域に向けてビオトープの様子を学校側から発信していければよいのでは。     など

Posted by okada at 08:48


「フジの教材化」  立教女学院小学校 大澤 知由

 本学院を象徴する花である「フジ」を、カリキュラムの中心に活用した実践について報告させていただきました。フジは多くの先生方がマメ科の代表として御指導なされている事を知り、心強く感じました。今回頂いた御意見を生かし、指導内容の改善をはかりたいと思います。

Posted by okada at 08:47


「ネットワークカメラを活用した動画教材作成」 日本女子大学附属豊明小学校 田中栄太郎

 「インゲンマメが発芽する様子を子どもたちに見せることはできないだろうか?」そう思いつき、どの様に撮影すれば良いか考えて、見つけたのがネットワークカメラです。これはLANを利用して映像のライブ中継や録画ができる機器ですが、その他にも静止画の撮影も行え、またスケジュールを立てて撮影することもできます。これらの機能を活用してインゲンマメの発芽を撮影することができました。
 他にもいくつかの動画教材を作成しましたので、その実践報告をしました。合わせて、動画やスライドショーをパソコンではなく、iPodを使って手軽に提示する方法も紹介しました。

Posted by okada at 08:45


「サンパチェス」栽培  カリタス 深沢理恵

 二酸化炭素吸収効果が高いといわれている「サンパチェス」を育て、光合成について、そして地球温暖化などの環境問題に子どもたちが自分ったいの目線から考え、「サンパチェス」を植えることではたして本当に地球環境に貢献できるのかと探求していく姿を発表しました。

 なお、「サンパチェス」栽培・環境問題への取り組みは神奈川新聞社創業120年記念企画「カナエコキャンペーン」の一環です。

Posted by okada at 08:43


電気による発熱  ~塩サンマの発熱~  京都女子大附属 高見雄一

 指導要領の改訂に新単元「電流による発熱」についての実践を行った。本実践では、電気による発熱に関して、児童の興味を起こさせることをねらい、導入として塩サンマに電流を流す演示実験をした。電流が流れたことで調理されたサンマに、児童は歓喜の様子であった。また、実際に発熱の現象を体感させることをねらい、えんぴつの芯に電流を流し、実際に触れることで発熱することを体感させた。本発表では、この授業の成果と課題について発表した。

Posted by okada at 08:42


児童がまとめやすいノートの形式の工夫 雙葉小学校   立花香織

 本校では、今まで、他教科と共通のノートを使用してきたが、今年度から、理科専用のノートを作成して児童に使用させている。作成に至った経緯や作成に際して工夫した点(ノートの大きさをB5よりも一回り大きくする・ノートの裏表紙にファイリング用の穴を開けてファイルとしても使えるようにする・太さ1cmの罫線の上に1cm間隔で点を打っておく)を報告した。

実際に児童が使用しているノートをご覧いただき、このような罫線のノートは算数でも有効なのではないか、というご意見をいただいた。ノートとファイルを一体化させるというアイデアは、新鮮に感じられた方もいらしたようだ。また、配布したプリントをノートに貼る時に、ノートとプリントのサイズが同じだと貼りにくい、という問題点は、多くの先生方が同様に感じていらしたことがわかった。

Posted by okada at 08:40


「高学年児童の力学的な考え方について〜授業の実践から〜 聖徳学園 米持 勇

 高学年になるにつれて、知識に先行されていく傾向が強くなり、日ごろから、教科書内だけでなく学習内容を身近な日常生活に関連させて興味がわくようなことにつなげられたらと思っている。
 今回は6年生でてこ、滑車、輪軸、浮力など力の働き方について学習したので、その発展として「プリッツを相手より長く折るにはどうしたらよいか?」「走っている電車内でジャンプしたら少し後ろに着地するのか?」「密閉された箱の中で鳥が空中に飛んだら重さはどうなるのか?」について問いかけて子どもたちの反応を探ってみた。

Posted by okada at 08:35