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2016年8月6日
有孔虫化石を直接作業する授業の提案 岡田 篤(精華小学校)
化石は観察する、あるいは状況が許せば発見作業を行うのが、私の授業のこれまでの実践であった。今回は、化石そのものに手を加える=作業、それによって、化石の見え方が違ってくることの不思議さと面白さ、かつ研究的にも価値があることに気づかせる授業を行った。有孔虫化石を直接耐水ペーパーや研磨粉を使って削った後、内部を顕微鏡で観察すると、驚きのある様子を観察できる。縦割り、横割りの形で研磨し、両者の面の違いを楽しめる。また、内部の様子によっては、年代が測定できるなど、研究者と似たような体験ができる。有孔虫化石を使った授業を4年続けての発表となる。毎年少しずつ研究が前進している過程も紹介したい。実際に実物有孔虫化石に触れて、資料の写真と共に、楽しんでみてください。
Posted by okada at 11:36