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2005年3月22日
大正区ジュニア大会

 先週書いた予想が的中した。相手の攻撃が終わらない。予選リーグ3試合ともコールド負けだったが、1回の攻撃で10点失点しての攻守交替が4、5回あった。10点で交代してもらえなかったら、2、30点失点し、ずっと守備練習するところであった。このような展開を予想しおり、目標は全試合1得点する事と言っておいたので、1試合目の1回で相手のエラーで気の毒であるが2得点し、皆で盛り上がって喜んだ。2試合目も1得点で目標達成。しかし3試合目は残念ながら0点であった。
 
 良い守備をしたら1誉め、良い攻撃をしたら1誉め、エラーをしても構わない、全力でプレーする。という取り決めをしてみんな張り切って一生懸命がんばった。殆どの者が大会参加が初めてで緊張していたが、いつも以上にへたくそという事はなかったので実力発揮?というところか。
 
 弱小チームには良い所が一杯ある。第1にキックは女子小学生のスポーツとは言え、競技志向が強く勝利という結果が重要視されているが、弱小チームでは勝負に拘るどころでないので結果よりも過程を重視できる。第2に敗者の気持ちが嫌というほど味わえるので、勝っても奢らない心優しきチームになれる。第3に大会から早く帰れて疲れない。(肉体的には疲れないが精神的にダメージは大きいかも。)
 
 キックに関する運動能力の低い子供がいくら一生懸命努力しても、生来の能力に優れた子供には叶わない。勝つことを第一目標にしている限りその努力は報われない。子供が何事にも一生懸命努力したいと思うように指導出来れば、子供の努力は報われたといえる。子供は未熟であるから大人以上に勝負に拘り、適切に指導しないと強いチームが偉い、上手い子が偉いと思ってしまう。一生懸命する子は偉いと皆が思うチームを目指し、その上で勝負に拘り勝利したい。

Posted by hosizora at 00:00 | Comments (0)

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