今週の出来事

　西ブロック大会が数年ぶりに開催され、西淀川区３チーム、港区１０チーム、大正区６チーム、そして此花区は星空だけが参加した。港区、大正区は強豪が多過ぎるのでどの枠に入っても苦戦は必至である。市子連用の練習ばかりしているのでそれがどの程度通じるか試す大変良い機会であった。
 
　抽選で波除さん、築港さん、小林さん、北恩加島さんと同一リーグになり、この内２チームが決勝トーナメントに進める。対戦は築港さんと北恩加島さんの２チームとする事になった。リーグ戦１試合目は築港対小林。築港さん大柄な子が多く２年前の星空のようでとてもよく飛ばす。初回３点を上げ小林さんを脅かすが小林さんの力が勝った。２試合目波除対北恩加島。この試合は波除さんに４年生ぐらいの小さな子が多く北恩加島さんの勝利。
 
　３試合目、こちらも５年生であるが４年生ぐらいの小さな子が多い星空登場。試合前の練習は緊張でぼろぼろ。緩いボールも簡単に落とす。どうなる事やらと試合開始。お相手は築港さん。案の定強烈に飛ばす。外野は下がっていたので抜かれはしなかったが何度か捕れるものを落球。しかし幸運にも真正面に来る飛球が多く３点だけの失点で済んだ。攻撃は負けて元々と強気で勝負。それが功を奏してちびっこ軍団のうれしい逆点勝利。２５分で次の回に入らない事になっており丁度時間切れで３回迄で終わったが、もしもう１回あれば逆転されたかも。
 
　４試合目は波除対小林。１０得点での攻守交代が２回あり小林さんの圧勝でトーナメント進出決定。リーグ戦最後の５試合目は北恩加島対星空。この試合で勝ったチームがトーナメント進出。「まああかんやろな。けどひょっとしたら」と思いつつ試合の采配をとる。初回１得点。２回も１得点。いつ逆転されるか冷や冷やである。しかし３回はエラー絡みで４得点。４回は無得点だったが北恩加島さんの攻撃が不調でこの試合はうれしい逃げ切りの勝利。リーグでの順位は小林さんと２勝、５失点でならんだが得点差で惜しくも２位であった。
 
　トーナメントでは別のリーグを１位で上がった田中さん。試合内容はあまりにもひどく攻守に渡りエラーだらけで自滅した。スピード、技術でかなり負けており、あとに残る運を自ら手放したのでは勝ちようが無かった。
 
　ベスト４は各リーグ１位通過のチームが順当に勝ち上がった。港区の磯路、田中、三先と大正区の小林の各チームである。実力は拮抗しておりどのチームが優勝するか全く予想がつかない中、決勝は港区同士、三先さんと磯路さんの戦いになった。港区区子連大会の決勝戦の再現であったが結果は三先さんが見事に雪辱を遂げた。

　南市岡さんへ久しぶりにお邪魔した。一試合目に三先さんと対戦したが良い試合が出来なかった。攻撃の方はまずまずの出来であったが守備に問題が有った。多くの得点が望めないので失点を極力抑えないといけないのにエラーが多くては勝てる筈が無い。集中している時には少ない捕球ミスや送球ミスの単純なエラーが多く、子供が集中して試合に臨める指導をいつもしなければと反省。その他には、走者一塁で左中間へのヒットをセンターが追いつくが一塁走者はセカンド迄来ているにも拘らずセカンドに慌てて送球。その送球が逸れセカンドをバックアップしていたライトがサードに送球。その送球も反れがたがたと崩れていく。「う〜ん」だった。２試合目が始まろうとする頃、雨脚が強くなりグラウンド状態は悪化。南市岡さんとの練習試合は惜しくも中止となった。
 
　市子連大会の予選となる区子連大会の抽選会があった。ここ３年ほど星空から２チーム参加し今年もそうさせて貰い４チームでのリーグ戦の筈だった。しかし梅香小学校が校舎の工事の関係で秋の運動会の日程を変更し丁度大会の日に重なり「梅の子」さんが不参加になった。当日が雨天で運動会が延期になれば大会予備日には参加できるらしいのでこちらの事情だけで考えるとこの日ばかりは雨になって欲しいと思う。そうでないと「高見さくら」さんと３チームのリーグ戦で３試合なので午前中で終わってしまい何とも寂しい大会ならぬ小会になってしまう。ソフトに至っては２チームだけになりいきなり決勝戦である。近隣の区のようにもう少し多くの小学校から参加して欲しいものだ。

　土曜日は先週の日曜に引き続き１日中雨で練習ができなかった。梅雨本番はもう少し先だというのにあまり降っても困る。キックが出来ないとチームが強くなれないとか、子供の顔が見られず寂しいと言うのは無い事も無いが、単に土日はキック以外の予定は殆ど無いのでキックが無いと日中暇過ぎるのだ。野球でも見ようかと思うと興味あるチームの試合も雨天中止になってる。今度の土曜日も傘マークが付いているがどうなることやら。
 
　日曜日は午後から自転車で伝法大橋を渡り西淀川区へ遠征。大和田中央公園で初対戦の大和田子供会さんと２度目の宮池子供会に出迎えて頂いた。試合はそれぞれ２試合ずつ合計４試合させて貰った。大和田さんは大砲が数名いるのでその子らの番が来ると星空の外野は緊張する。１試合目なら兎も角、２試合目に２者連続ホームランはあってはいけない事で深く反省。宮池さんも良く蹴る子が何人かおり大和田さん相手に良い蹴りを見せていた。星空にも同じ様に蹴られると直ぐぼろが出るので冷や冷やしたが外野を深めにしていたので蹴り難かったのか余り蹴られずに済んだ。
 
　星空は守備でのエラーは下手なのだから仕方無いが走塁での馬鹿げたエラーはそろそろ無くさないといけない。自分が走る前方にフライが飛んでいるのにそこに向って走りダブルプレーは頭が痛い。他にも同様なものが一つ。こういうエラーは状況が分っていないから起こる。塁に出たら常に状況を確認する癖を付けよう。他は概ね次を狙う良い走塁をしていたが状況判断不足やランコーの指示が無いなどで走塁のライン取りの無駄が多かった。
 
　攻撃は小技は物になりつつあるが大技は相変わらずでもう暫く掛かりそうである。守備は一点陣形が悪く見直さないといけない穴がある。今回も上手く動けていなかった。選手の問題でなく指導の問題だが、どう見直せば良いか判らず試行錯誤している時間も余りないので困っている。
 
　話は変わるがレディースの練習が始まったらしい。丁度遠征に出かけたときに交代でレディースが集合しＢチーム相手に練習したらしい。その中で悲劇がひとつ。マジックおばさん、元い、おねえさんは松井張りに手首にひびが入ったらしい。後から聞いた話なので「らしい」ばかりである。守備練習で蹴られたボールを受けた衝撃でそうなったらしいがボウリングのボールでも飛んで来たのだろうか。今頃さぞ難儀している事だろうが松井より早い復帰を祈りたい。

　今年の３日〜５日はキックは休みにした。家族で出掛ける子供が多く、暇な者だけでも集めて練習しようかとも思ったが少ない参加者では気が乗らないので止めにした。その為こちらは犬の散歩ぐらいしかする事が無く暇でしょうがなかった。
 
　土曜日、午後から練習試合に呼んでおいた中学生がたくさん来た。１年生から３年生までの主力を集めた星空のドリームチームである。そのチームに星空のＡチームが何点取れるか何点で抑えれるか楽しみであった。中学生の試合前の練習。小学生らは目を丸くして見つめる。普段小学生の動きを見慣れた我々には俊敏さや強肩など目を見張る成長振りが嬉しかった。
 
　１試合目は初回Ａチームの攻撃。最近ボールを扱っていない陸上部を攻撃。案の定エラー絡みで１点先制。しかしその後、勘を取り戻し現役時を凌ぐ動きを見せ、何処に蹴ってもなかなか出塁できないし、偶に出来ても進塁できない。一番足の速い５年生が蹴ったサードに近いショート深めの逆をつくゴロをノーバン送球で簡単にアウトを取られた。小学生では有り得ないプレーが印象的だった。攻撃の方もアウトになる要素が非常に少ないのでエラーが無いのにアウトにできない。結果は思った以上大差になり５回迄で１−２３であった。力が違い過ぎるので２試合目は３年生と２年生の大砲を外し１年生を入れるが今度は完封負けを喫した。
 
　小学生への刺激と中学生の息抜きで良い練習試合だった。色々と忙しい中学生だが、また夏休みにでも練習試合を要請しよう。

　忠岡グリーンカップに初めて参加した。午後からの試合だったので午前中に大会用のコートを引き、練習した。１１人制自体は問題無かったが７ｍのファールライン（パスラインというらしい）と７ｍ５０の守備ラインに大きな問題があった。正午頃出発し大会会場の新浜緑地公園で昼食。ピクニックには良い公園であった。
 
　３チームのリーグ戦で１チームのみ残る事が出来る。１試合目高石三区vs忠岡南西。細かなルールを把握しないまま主審をしつつ結構な違いにかなり面喰う。星空の子供らも観戦しびっくりしていた様であった。結果は高石三区さんが蹴りまくり、大差で勝利。
 
　２試合目高石三区vs星空。初回先頭キッカー出塁し先制のチャンス。しかしプッシュで送りたいが前衛の正面だと悉くファールにされる。前衛の間を抜けばショート、セカンドに捕まる。蹴っても飛ばず結果は同じ。どう攻撃して良いか分らなくなった。その後も１点しか取れず守備が良かっただけに非常に残念な２−１での敗戦であった。
 
　３試合目忠岡南西vs星空。初回、今大会初めてのエラーからいつものやつが出て来た。そう蹴られたわけでもないのに守備の乱れで４点の失点。乱れだすと中々止められない。乱れる前に止めなければいけないが、いつもその前兆を見逃してしまう。その後は立ち直り３得点したが初回が響き５−３での敗退となった。
 
　今年のチームは全くと言ってよいほど蹴れない。極稀にまぐれ当たりもあるがここ一番で蹴った例がない。守備力は５年生が主体なのでまだまだ大ぽかを遣らかすが結構レベルが高いだけに後は蹴る事が出来ればかなりなチームになると思う。しかしそうならないのが現実である。出来る事から少しずつ少しずつである。