今週の出来事

　日曜日に西都島ＪＳＣ主催のスポーツ少年団の春季大会があった。１０チームが２リーグに分かれリーグ戦を行い上位２チームずつが決勝トーナメントに上がる。予選通過チームはリーグ戦の４試合とトーナメント戦の２試合の計６試合をこなすので結構ハードである。
 
　予選の一試合目に同区の高見さんを無難に退け、２試合目は秋の大会で接戦をした横堤さん。今回は何故か前回より迫力がなく余裕を持って勝利することが出来た。ひょっとしたらメンバーが欠けていたのかもしれない。３試合目は強打の滝川さん。こちらは最近の城東連盟の大会で蹴り合いで勝利したが、今回はこちらが全く蹴れず１−５で負け。最後の４試合目はエンジェルスさん。例年、悔しい思いをさせられているが今年はして頂いている。予選最後の試合で滝川ｖｓ横堤があり最終回横堤さんが同点に追い着き、もう一歩で逆転だったが残念ながら引き分けた。逆転だったら三竦みで抽選だったので星空としてはホッとした。
 
　ということで予選を２位で通過しトーナメントに進出できた。トーナメントの初戦は別リーグ１位の新森さん。今季初対戦なので予選で観察したが、いざ対戦すると力を温存していたのか予選とかなり違った。序盤何発も痛打を喰らい点差が広がる。ここで負ける訳にはいかないので、強打で応戦する。７−６と１点差まで詰め寄った４回裏に一気に７得点し突き放す。最終回またも３点を取り返されたがなんとか逃げ切った。
 
　決勝戦は予想通り滝川さんだったが滝川さんの強打に星空は全く太刀打ちできず完敗だった。守備は普段問題ないプレーにミスが多く、攻撃でも殆ど良い所無しだった。特に５年生の調子の悪さが気になった。朝からの試合の連続で６試合目に調子を維持するには指導者の配慮が足らなかったと反省した。

　土曜日は今まで余り出来なかった連携プレーの練習を行った。５年生主体で肩が弱い為、中々出来なかったプレーが練習次第でどうにかなるレベルまで成長してきた。午前中は殆どこれに当て、子供らは単純なパターンで行えるプレーでは無く、頭を使わないといけないので直ぐには上手くいかないがそれなりに楽しんだ。午後も練習したかったが予報どおり雨で明日の予定を確認し解散した。
 
　次の日曜日はスポーツ少年団の大会の予定だった。未明にはほぼ雨が止んでいたのでどうかなと思ったが、グラウンド状態が悪いようで６時過ぎに中止の連絡が入った。キャプテンに連絡を回すように電話した際、雨が降っていなければ通常練習だと言い忘れた。まあレギュラーは分っているので大丈夫だろうと高を括った。集合の３０分前にグラウンドに赴き、整備を始めた。しかし子供らが集まらない。自分だけ？と思った時４年生が来た。レギュラーは？だんだん腹が立ってきた。５分前・・まだ来ない。時間どおり来たレギュラーは２人だけで最終的には７人来た。理由を聞くと朝早く起きて準備してしていたが、中止と聞き寝てしまい起きれなかったとの事で、殆どの者が同じ理由でちょっと情けなかった。
 
　序でにもう１つ情け無い話。前日に明日は雨かもしれないので連絡網を確認するようにと言った。にもかかわらず、中止の連絡が行き届かず７時前から待ち惚けを喰らった者が居た。連絡すべき者は連絡し忘れ、受けるべき者も確認しておらず双方馬鹿である。一から十まで全てを言わない。痛い目にあって自分で考えろである。

　城東連盟の春季大会。今年も２４チームが参加した。抽選の結果４コート８ブロックに分かれ星空の対戦相手は滝川さんと榎本さんになった。１試合目がお昼に近い第４試合になり、かなり時間があるのでそこに集中のピークを持って行くのは結構難しかった。
 
　１試合目の滝川さんとの試合は今期一番の試合になった。殆どが目を疑うような素晴らしいキックをし簡単に得点する。半数以上の選手が外野を抜けるボールを蹴ったような気がする。初回からいきなり波に乗り非常に楽しく試合が出来た。後で子供らが「こんなに蹴れたん初めてや」異口同音に言っていた。
 
　２試合目は榎本さんで、序盤は１試合目と同様かなり良い調子だった。しかし中盤リードし安全圏に入ったので安心し、集中力を欠きミスキックが増えてきた。ここまで補欠だった４年生が全員参加し彼女らの頑張りでまた調子を取り戻した。
 
　３試合目は道沢さん。前回の対戦は藤井寺市長杯で準決勝進出をかけて敗れている。今回も準決勝進出をかけた大事な試合だった。しかしどうしようもない力の差を見せ付けられまたも敗戦。星空も力を出し切ったが一矢報いる事は出来なかった。２回を終わって２−１で一点のリード。このまま終わるとは思っていなかったが１つの出来事から道沢さんの強烈な攻撃が始まった。３回に大きな飛球が右中間に飛ぶ。コートが狭く下がっていた外野手が対角の外野手や審判と交差し捕球できなかった。これが捕球出来ていたら・・・妄想はやめよう。
 
　この大会は非常に良く頑張った。全員が力を出し切った事など今迄経験が無い。何故そうなったのか今一つ原因がわからないので、次の日曜のスポ少の大会は反動が来るのではとやや不安である。

　関目さんに来て頂いて練習試合をした。１試合目はレギュラー、２試合目は５年生以下、３試合目は６年生全員参加、４試合目は再度レギュラーで行った。昼一番から４試合こなした時はもう５時近く、ずっと出続けた数名の５年生は疲れただろうと思ったが６時まで公園で遊ぶとの事だった。
 
　午前中の蹴りの練習時５年生にコースの蹴り分けをさせたところ高い確率で蹴り分けられるようになった者が１人いた。まだ外野の定位置までしか飛ばないが外野手の間を狙って蹴られれば長打の可能性が高くなる。練習試合で２回試したらどちらも３塁打になって本人も大喜びだった。
 
　子供の成長はとても早い。少し前まで出来なかった事が本人も知らぬ間に出来る様になっている事も多い。それを指導者が早く見つける為に守備では色々なポジションの練習が必要で攻撃でも色々な蹴り方を練習させるべきである。守備位置を特定し練習した方が連携プレーには好都合であるが今後の子供の成長を考えるとより多くの経験をさせたい。
 
　練習試合の方はまだエラーが多く見受けられた。受けられない投げられない。大きな攻撃力が無いのだから守備が非常に大切なのだ。もっと確実に受ける投げるの基本的なことをできるように練習を工夫していこう。攻撃でもプッシュ（サイドキック）のコントロールが悪かった。１０ｍ先のボールに当てられる程度の精度が欲しい。