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2014年2月27日
港区港南校下なでしこ杯
 23日は、田中小学校で開催された「なでしこ杯」。初めて参加したが、このところお呼び頂ける大会が多くなって嬉しい限りである。連れて行けない子供らが練習できないことが気掛かりだがここでは置いておこう。前哨戦である5年生以下の大会は、春分の日あたりに開催される大正ジュニア大会が大きな大会で、もうひとつ前となるなでしこ杯もとても有意義だ。5年生には最高学年になる気構えが出来るだろうし、6年生には最後の大会前の休息になる。

 さて、なでしこ杯は、10チームが参加し2ブロックで予選が行われた。予選は変則リーグ戦で2試合して勝ち点で勝る各ブロック3チームが決勝トーナメントに進む。トーナメントに上がったチームは1位も2位も3位も関係ない再抽選で振り分けられる。4位以下のチームも交流戦で2試合楽しめるようになっていた。星空は予選通過し、再抽選の結果、準決勝からのシード枠に入りベスト4決定。これが良いのか悪いのか1試合少なくなったことだけは間違いない。

 1回戦(準々決勝)は準決勝で対戦相手となる中央さんと玉川さんの試合。じっくり観戦し両チームを戦力を確認した。特筆すべきは中央さんの体格の良い4人の攻撃力で、かなりな飛距離を誇り35メートル前後飛んでいたと思う。玉川さんに取られた点をその攻撃力であっという間に取り返し、激戦の結果中央さんの勝利となった。中央さんの攻撃を如何に抑えられるかがとても重要なポイントになった。

 ところで、星空の現状は、まず10人のスタメンの内6人が今季入会で、キック歴10ヶ月未満である。ということは当然経験が少ないので、指示の意図が伝わらない。また技術力も低いので、強打してもまともに飛ばないし、チョロプッシュでは行ってはいけない場所に転がる(たまに上がる)。守備ではあちこちベースのない所に投げたり、外野フライで相手の1塁ランナーが2塁に進塁したりする。まあ練習不足なので無理もないが…。他にも………きりがない。

 そんな星空であるが予選は、毎回、相手のトップキッカーに全て出塁されても、なんとか冷や冷やで通過できた。そして早くも準決勝。中央さんが多用されていた攻撃を封じるべく作戦を練った。内野は転がって来る頻度が多かった所に、この日のキャプテンを配置し、外野は予想される落下地点に外野の要を移動させた。作戦と言ってもこれだけである。初回の表はラッキーが重なりキッカー一巡で5得点するも、その裏3ランを食らう。やっぱり蹴られて負けるんかと思ったら、2回もラッキーが重なりキッカー一巡で5得点した。その後もこちらのエラーも多かったが追いつかれる事なく勝利し、まさかのメダル獲得決定。

 そして決勝戦は久しぶりに一人一人名前を呼んで頂き始まった。お相手は田中さん。20年前まで田中に住んでいたが、その頃は子供はまだ小さくキックを知る由も無かった。そのまま住み続けて子供が田中小学校に通いキックをしたら田中さんのスタッフになって、この日星空と対戦していたかもと想像すると面白い。まあそんな事はどうでもよく、試合経過を。

 1回は1点ずつ得点し1−1。3回裏に田中さんが1得点し1−2。星空4回に田中さんのエラーで1得点し2−2。ここまで田中さんの方が出塁率は高く、やっとのことで星空が凌いでいる。最終回表、星空の攻撃は2巡目の9番10番の3年生がアウトになり無得点で終わった。裏の田中さんの攻撃は3巡目の2番キッカーから。出塁率の違いがここで響く。出塁、出塁でボカーン。外野を前進守備にしていたので捕球できず試合終了(せめて捕れよ)。

 予選通過するだけでも良かったのに、メダルを確定させた時点で満足だった。下手くそ過ぎて鍛え甲斐が山ほどある星空の子供達なのに、間違って金メダルなんぞを頂くと勘違いしてしまうところだった。これからも少しずつ上達し、春を越え、夏を越え、今いる子供たちが全員キック歴1年以上になる秋には良いチームになればと思う今日この頃。
Posted by hosizora at 00:00 | Comments (2)


2014年2月21日
面白くなって来た
 第4コーナーに差し掛かった頃から少し面白くなり書く事柄が出来た。昨年の秋まで予選敗退ばかりだったが、気温が下がり出したと思ったら調子は上がり出し、予選敗退の文字は少なくなった。1月26日には初めて南市岡さんのふれあい大会に参加させて貰った。1試合目では調子が出なかったとはいえ強打の田中さんを3−2の1点差で勝利し、2試合目も新庄さんに勝って今期初めての予選1位抜け。続くトーナメントは優勝された磯路さんと当たって1回戦敗退したが、序盤の失点を取り返し盛り上がり、よく頑張った試合であった。

 2月11日の城東連盟の大会も頑張った。古市さんと榎本さんに木端微塵にされ、最後の相手は2敗同志の林道沢さん。リーグ3位までトーナメントに上がれるので勝った方が残れる。序盤お互いに攻撃に精彩を欠いたが最終回逆転を許し万事休す。いきなり1アウトで「終わった」と思ったら、あれよあれよと点数が入り再逆転し、ベスト16のトーナメント進出が決定した。ベスト8になると優秀選手賞が頂けるのであと1勝したいものである。初戦は小山ジャンボ杯さん。初回、指示した場所と違う所にボールが飛んで行くが殆どセーフ。少しずれたらアウトになるが、かなりずれるのでセーフになる(悲)。ということでベスト8。よかったよかった。

 16日はスポ少。しきつうらさん、西都島さん、大宮さんを下し予選1位通過。この予選は3試合とも序盤にリードされ中盤以降に追いつき逆転した。上手く噛み合うまで一苦労する。序盤にリードを広げてくれたら低学年も参戦させられるのだが少ししか出て貰えなかった。ベスト8のトーナメント1回戦は堀川さんと対戦。この試合も中盤に得点し何とか逃げ切った。これでベスト4。次も勝てばメダル獲得であるが、泉尾北さんに弱点を上手く付かれ完敗し3位決定戦に回った。お相手は横堤さんで、トップキッカーがキャプテンにアウトされ「もうあそこに転がさんとこ」。その後にキッカー一巡し、試合が決まった。大きな大会での初メダルは銅メダルだった。

 6年生にとっては3月2日の卒業記念大会を残すのみ。すべての事柄に「最後」が付く。最後の予選、最後の試合、最後の送球、最後の捕球、そして最後のキック。どれも良い思い出になるように頑張ろう。
Posted by hosizora at 00:00 | Comments (0)