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2007年8月29日
日本女子大学西生田キャンパスの森について

日本女子大学西生田キャンパスの森について 

 辻 誠治(日本女子大学附属豊明小学校)

 川崎市多摩区にある日本女子大学西生田キャンパスの森の現況を科学的に調査し、より有効な教育的利用を図るための提言を行うべく2003年度から研究を続けています。

 近年、環境教育があちらこちらで論ぜられ、実践例を多くみられますが、小学校段階では、そして理科の学習では、まず、くり返し自然に接して、これに親しみ、理解を深めること、そして、好きになってもらうことが何より大切です。そうした自然観察の場として整備を進めていきます。

Posted by okada at 08:35


3年理科単元「植物を育てよう」の扱いと栽培活動

3年理科単元「植物を育てよう」の扱いと栽培活動  

三橋 正英(自由学園小学校)

 児童は3年生になって、新しく始まる理科の授業をわくわくと目を輝かせて待ち望んでいる。その3年生が最初に勉強する単元が「植物を育てよう」である。自由学園ではホウセンカを教材にして植物の育ち方の決まりや体のつくりを学んでいくが、同時に「理科」との最初の出会いが、「植物を調べることはおもしろい。」「自然を探求すること、理科はおもしろい」という気持ちにつながるようにしたいと考え、授業を実践してみた。その報告をした。参加してくださった先生方からは、視覚でとらえる観察だけでなく、触れる、においをかぐなど体の感覚をもっと活用した観察をさせたいという意見など、今後の指導に役立つ助言をいただくことができた。

 

Posted by okada at 08:34


自然科学と小学校理科 

自然科学と小学校理科  田中 司(立教小学校)

 この理科部会には、自然科学者のジャンルに入る教師もいるが、僕を含めて多くの理科教師は、自然科学者ではない。つまり、自然科学を研究する学者ではなく、小学校理科教師である。それでは、小学校理科教師と自然科学者は、どう違うのか。小学校理科と自然科学はどう違うのか。最後の夏の研究会に当たって、その辺りの事を考えてみたい。

 結論を先に言うと、自然科学にはメッセージ性は必要ないけれど、小学校理科にはメッセージ性が必要である。それは、物語性と言っても良いと思う。換言すると、小学校理科教師は、人間と自然科学の関係を問われる職業であると思う。それに対して自然科学者は、自然科学だけを問題にする人間と言える。

 勿論自然科学者も社会生活を営む人間であるから、人間としての社会性は常に問われてはいるが、その人の自然科学プロパーの世界とその人の社会性とは無関係と言えるのではないであろうか。

 

Posted by okada at 08:33


簡易プラネタリウムで星空授業

簡易プラネタリウムで星空授業  大沢 知由(立教女学院小学校)

家庭用プラネタリウムの「ホームスター」と簡易プラネタリウム「マイスター」を組み合わせた天文単元の指導実践を報告致します。各学校の天文単元の情報交換もできればと考えています。

Posted by okada at 08:33


ペットボトルでのカブトムシ飼育

ペットボトルでのカブトムシ飼育  立花 香織雙葉小学校

3年生を対象に、昆虫の飼育教材としてカブトムシを扱った。幼虫を一人1匹ずつ、腐葉土を入れたペットボトルに入れ、教室で世話をした。9割ほどが蛹化、約3分の2が羽化し、子どもたちは成虫を家に持ち帰った。日記でカブトムシのことが話題になったり、カブトムシの些細な変化にも一喜一憂するなど、子どもたちが意欲的に飼育に取り組む姿が見られた。

Posted by okada at 08:30


学校中に理科を

学校中に理科を  山田 亮  大堤 雅生(追手門学院小学校)

理科として大事なことのひとつとして驚き、感動があります。とくに低学年であればあるほど、そのものの与える影響は大きいでしょう。そこで授業のみならず学校中に理科的なものをあふれさせ、少しでも理科に興味をもってもらえるような取り組みを行い、その実践報告を行った。

Posted by okada at 08:25


2007年8月22日
学び合う力を育てる学習指導法の研究(見通しを持って追究する理科学習の研究)

学び合う力を育てる学習指導法の研究(見通しを持って追究する理科学習の研究)

渡邊 明彦(福岡雙葉小学校) 

「学びあう力を育てる学習指導法の研究」という学校テーマのもと、理科(教科)では、見通しを持って追究する過程で、学びの場をつくり、学習を進めていくようにした。今回は、6年生「からだのつくりとはたらき」の単元を通して、問題解決学習を意識させることにより、子どもたちに見通しを持って学習に取り組ませるようにした。そして、最終的に学びが生活に生かせるように進めてみた。

Posted by okada at 09:07