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ゼブラフィッシュの教材化

■ゼブラフィッシュの教材化
発表者:桑原 正孝
kuwahara@homei.jwu.ac.jp
5年生の「動物の発生と成長」の内容で、メダカの卵の成長を観察するが、この卵の成長をもう少し、発生の概念や、生命の設計図、細胞の概念の導入まで踏み込んだカリキュラム開発と併せて考えて、適した教材を探した。
その際に見つけたのがゼブラフィッシュである。従来のメダカでは発生のしくみや、細胞によって体が作られていることを観察から導き出すには少し困難があった。ゼブラフィッシュでは受精卵から胞胚期までが2時間ほどで観察できる。メダカの卵の観察の後、もう一度体づくりの始まりを詳しく観察使用という流れで、ゼブラフィッシュを扱えれば、細胞の概念や発生のしくみ、生命の共通性までを見いだす統合的・発展的な学びになるといえる。今後、ご意見、アドバイス頂いたことを参考に実践研究を進めていきたい。

Posted by okada at 15:21