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ニワトリの卵と受精(動物の繁殖)

■ニワトリの卵と受精(動物の繁殖)
発表者:玉井 裕和 (近畿大学附属小学校)
tamai@fes.kindai.ac.jp
単にメダカの誕生や人の誕生の選択学習をさせるだけにとどまらないで、生物界全体を見通した『動物の繁殖』をとらえさせたい。
そのために、まず、タラコでは卵の数の多さに驚き、サケではオスの精子との受精を意識させる授業を展開した。
それらを受けたニワトリの卵の授業が続く。
陸上にあがったニワトリが、卵に殻と卵膜をつけて乾燥対策を持った故に、体外受精では子孫が残せないという矛盾を持った。
この矛盾に児童を対面させ、体内受精の出現の必然性を理解させることをねらった授業実践記録である。
その後、鳥類の子育てや、ほ乳類の生殖器官(子宮・胎盤・へその緒)や子育ても学習し、動物の繁殖の全体を統合する理解に導いていく。

 

Posted by okada at 15:33