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子どもの興味を引く生物分野の学習 〜身近に感じることを大切に〜

■子どもの興味を引く生物分野の学習 〜身近に感じることを大切に〜
 
発表者:(学校名)谷垣 征和(須磨浦小学校) 
(メールアドレス)
3つの実践についての発表です。一つ目は、ナミアゲハに始まる合計8種類のアゲハを教室で育てたこと。
教室の窓から「さようなら。」と言う子どもたちの笑顔に「これだ。」と感じた私が、それからいろいろなアゲハの幼虫や卵を探し求めた
体験談と、そこからわかったことについての報告です。
二つ目は、学校に野鳥を呼ぶために餌台(バードフィーダー)を作ったことと、その結果の報告。
三つ目は、オオムラサキを育てるにあたっての、人との出会いと子どもたちの活動の様子を発表させていただきました。

Posted by okada at 17:05


ブロックを使ったふりこの授業

■ブロックを使ったふりこの授業
 
発表者:光清 美枝(雲雀丘学園小学校)
m-miyake@hibari.ed.jp
ブランコを使ったいろいろな実験を子どもたちに見せることで、ふりこの長さについて、しっかり理解してもらうことを考えました。
 ブランコ自体をブロックにして、上にのせるおもりもブロックにした実験装置を作りました。おもりの条件をブロックのため変えやすく、実験結果もはっきり出ます。そのため子どもたちにこれを利用して「ふりこの長さ」について理解させるには有効でした。

Posted by okada at 15:39


「電波についての学習」を考える

■「電波についての学習」を考える
発表者:河合幸仁 (国立学園小学校)
kawaai@kunigaku.ed.jp
 身近に利用されている電波について基礎的な認識を持つことは、現代の生活をよりよく送るにあたっ

て必要なことと考え、わずか2時間であるが単元を設定した。内容は以下のようである。
@ 電波の発見の歴史をたどり、電磁石で学習した電気と磁気の研究が電波を発見させたことを知る。

ラジオを使って乾電池による電気火花が電波を出していることを体感する。
A マルコーニの実験を紹介し、モールス信号による無線電信の仕組みを知る。また電子レンジのよう

に、電波のエネルギーの利用と利用上の注意点について理解する。
 「鉱石ラジオを作る」「電磁波の一種(光の仲間)として捉えさせる」などのご意見をいただくこと

ができた。

Posted by okada at 15:37


天気図から天気を読み取る活動の試み

■天気図から天気を読み取る活動の試み
発表者:岩田行弘(近畿大学附属小学校)
iwata@fes.kindai.ac.jp
物事を理由をつけて説明することができるようにするための実践。
毎時間授業内に天気予報のコーナーを設けて、子ども達にテレビのお天気お姉さんお兄さんの役をやってもらった。ただ晴れるとか雨が降るだけではなくて、天気図を使って高気圧や低気圧の動きからその日の天気を予報する。
半年間で子ども達は天気図を読みそこから天気を予測できるようになってきた。併せて天気以外の事柄についても理由を説明できるようになってきた。

Posted by okada at 14:02


スーパービデオCDをご存知ですか

■スーパービデオCDをご存知ですか
発表者:大澤 知由(立教女学院小学校)
 今回はDVDビデオの一規格であるスーパービデオCD(SVCD)に関して、その特徴と実際の作り方、使い方を紹介させていただきました。一般的にはあまり知られていませんが、ビデオディスクの規格にはDVDビデオ、ビデオCD、スーパービデオCDの3つの規格があり、それらの規格を元のビデオ素材や使用目的によって使い分けられるのが理想で、先生方の教材作りの選択肢を広げる機会となったら幸いです。発表後には、この規格の将来性や互換性に関する質問をいただきました。

 

Posted by okada at 13:59


バードウォッチングと自然観察そして理科教育について

■バードウォッチングと自然観察そして理科教育について
氏名:染谷 優児(学習院初等科)
yuji.someya@gakushuin.ac.jp
内容:
 今回、平成17年度版小学校理科教科書について、野鳥に関する記述を調査した。その結果、各社とも
、4年生の生物教材として、身近な野鳥であるツバメを取り上げていることがわかった。ツバメ以外に、例えばヒヨドリ、メジロ、カルガモまで対象を広げる、観察カードを蓄積して1年を通してまとめる、生き物新聞としてまとめるなどの工夫も見られた。ただし、その解説方法や観察の対象としての扱いについてはかなりの違いが見られた。野鳥を使った教育方法については「まもろう鳥みどり自然,中央法規出版」を参照されたい。その他、「ツバメかんさつ全国ネットワーク」「アースウォッチ・ジャパン 教員フェローシップ」などの情報を提供した。

Posted by okada at 13:56


身近な植物から環境問題を考える

■身近な植物から環境問題を考える
 
発表者:笠原 正大 (洗足学園小学校)
sg-kasahara@mail.117.cx
マツの葉の気孔は表皮をはがさずに顕微鏡で観察でき、しかも大気中の汚れが確認できる。
この実験を利用し、児童がこれまでの実験経験を生かす機会を作りたいと考え、構成した授業について発表した。
授業では、実験方法自体を児童自身が計画し、幅広く選べる器具・指示薬から必要なものを選ぶ。
発表ではこのときの評価基準や事前の注意事項について説明した。
また、マツの葉の比較観察での児童の様子、実験全体を通しての感想についても触れた。

 

Posted by okada at 12:49


ペットボトルで簡易浄水器を作ろう

■ペットボトルで簡易浄水器を作ろう
発表者:古尾谷浩之(洗足学園小学校)
 第3学年の「土と石」の実験の延長として、身近な材料を使って浄水装置の作製実験を行った結果を発表しました。ろ過すべき水は 〔泥水+入浴剤+コーヒー=色匂いつき泥水〕
材料はペットボトル・砂・粘土(泥)・木炭粉・ティッシュペーパー等。
 泥水ならろ紙やティッシュペーパーを使ってほぼ透明な水が得られるが、色や匂いまでも除去するためには・・・・
 ろ過に時間がかかるため予めろ過装置を作っておき、発表開始時にろ過すべき水を入れたろ過結果を観ていただき、匂いも嗅いで頂きました。多少の失敗はあったものの、色や匂いが大幅に除去できた結果を再現できました。

Posted by okada at 12:39