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ちょっとした体験を理科の授業にとり入れる試み(6)

■タイトル ちょっとした体験を理科の授業にとり入れる試み(6)
発表者:(学校名)松澤 一仁 (聖心) 
(メールアドレス)
matuzawa@tky-sacred-heart.ed.jp
  理科部会の研究主題は「おもしろい授業をつくる」となっています。昨年以降、子どもたちが体験や実験を通しておもしろそうであった理科の授業の紹介をさせていただきました。内容は、4年生・自作エアークッションはいい気持ち ・電子メロディーはよくなるよ ・「星座火消し」を使った星の動き・ハンガーを使った水の蒸発 ・千円札は燃えないよ(アルコール) 5年生・毎日気温湿度クイズ ・真上から光が当たると温かい ・衝撃体験 ・おいしい上皿天秤 ・雑草を使った日光のはたらき 6年生・しゃぼん玉を使った気体の重さ ・ゴム風船を使った肺胞の仕組み ・紫いもの色素とり ・臼歯のはたらき ・しそご飯、炭酸水作り  以上のものを発表させていただきました。

Posted by okada at 17:10


楽しいものづくり

■楽しいものづくり
発表者:八尾野幸代子(百合学院)宮下尚也(甲南)天井比呂(雲雀丘学園)
八尾野…折り紙・どっこいしょ、折り紙・トンコロリン、吹き上げパイプ
宮下…ハガキでできるヒコーキ、折り紙ヒコーキ
天井…ホログラムごま、樹脂でアクセサリー、ゴムづくり
いずれも安価で簡単で失敗のないものづくりである。
ワークショップ形式で行い、先生方にそれぞれのコーナーでものづくりを楽しんでいただいた。

Posted by okada at 17:00


6年 光合成の材料である二酸化炭素を確認させる実験提案

■6年 光合成の材料である二酸化炭素を確認させる実験提案
発表者:川崎 秀夫(学校名 国立音楽大学小学校)
光合成の材料である二酸化炭素をいかに子どものレベルで理解させるかのねらいで実験提案をした。
議論の集中したのは、酸素と二酸化炭素をまぜた試験水より呼気を通気した試験水のほうがよくヨウ素液の色の変化がはっきりでて、光合成がよく行われたことが分かる。このことは、何をしめいているのか。普通だと同じ結果がでてもおかしくないはずだ。このような意見、疑問がでて、終始した。今後の教材研究で、今回の授業実験の提案をよりわかりやすいものするということで終わった。 

Posted by okada at 16:57


Fast Plantsを使った植物栽培のプログラム
■Fast Plantsを使った植物栽培のプログラム
発表者:大河内 浩樹(聖徳学園小学校)
okochi@shotoku.com
米国で生物教育教材として開発された約1ヶ月で種をつくるFast Plantsという植物と、その栽培方法及び実際に3年生の学級活動として取り組んだ栽培結果について報告しました。
ライフサイクルが極端に短いことを利用すれば様々な教材としての活用方法があるので、多くの先生方にも活用して頂き、情報交換できればと考えたからです。
しかし、先生方からは、教材としての活用以前に、人工的に開発された植物の自然環境への影響の方に関心のあるご意見が多く、新たな生物教材を導入するにあたっての自然環境への影響を十分に配慮する重要性と、
それが環境教育の良い機会にもなり得ることをご指摘頂きました。
Posted by okada at 16:17


ニワトリの卵と受精(動物の繁殖)

■ニワトリの卵と受精(動物の繁殖)
発表者:玉井 裕和 (近畿大学附属小学校)
tamai@fes.kindai.ac.jp
単にメダカの誕生や人の誕生の選択学習をさせるだけにとどまらないで、生物界全体を見通した『動物の繁殖』をとらえさせたい。
そのために、まず、タラコでは卵の数の多さに驚き、サケではオスの精子との受精を意識させる授業を展開した。
それらを受けたニワトリの卵の授業が続く。
陸上にあがったニワトリが、卵に殻と卵膜をつけて乾燥対策を持った故に、体外受精では子孫が残せないという矛盾を持った。
この矛盾に児童を対面させ、体内受精の出現の必然性を理解させることをねらった授業実践記録である。
その後、鳥類の子育てや、ほ乳類の生殖器官(子宮・胎盤・へその緒)や子育ても学習し、動物の繁殖の全体を統合する理解に導いていく。

 

Posted by okada at 15:33


天気教材のための実験

■天気教材のための実験
発表者:五十嵐 泰司(立教小学校)
igarashi@prss.rikkyo.ne.jp
 使い捨て注射器を利用した実験を紹介した。
 注射器に水滴を入れるだけでできる雲づくりの実験では、水滴で濡れた注射器の吹き出し口を指で押さえ、ピストンを押して空気を圧縮し、ピストンを押していた指をずらすことで、ピストンを急に放し、断熱膨張を実現して雲を作成する方法を試していただいた。
 また、注射器とビニルテープを使った真空ポンプ、100円ショップで買った器を使った減圧タンクなどを実際に作成してもらい、ラップフィルムを割る実験などを体験していただいた。

Posted by okada at 14:01


空飛ぶ教材

■空飛ぶ教材
発表者:瀧場 進(国本小学校)
takibacchi@hotmail.com
「子どもたちの心をとらえるのは熱気球や水ロケットなど、空を飛ぶ教材だ!」と言うことで今回は空を飛ぶ教材にこだわって発表させていただきました。
しかし、ダブルパラシュート水ロケット、養生シートを使った大型熱気球など、用意していたデモンストレーションは会場の都合であえなく断念。
かわりに、参加者の方々には三枚羽紙ブーメランを制作して頂き、部屋の中で飛ばして頂いた。
発表後、「こんな空飛ぶ教材もあるよ」と様々な先生方からご意見をいただきました。
次回、広い会場が得られたときは飛距離150m以上のダブルタンク水ロケットをお見せしたいと思います!

Posted by okada at 13:15


達成感を得られる栽培学習

■達成感を得られる栽培学習
発表者:(学校名)草野 健 (昭和女子大学附属昭和小学校)
t-kusano@es.swu.ac.jp


 今年は、達成感を得られる栽培学習について考えている。3年生は、夏休みに開花と収穫がかからないラッカセイを栽培している。
5年生は、英語科と共同でポップコーンの栽培を発芽の学習の続きとしてして行っている。今年は収穫後に堆肥作りも行いたいと思っている。
 話し合いでは、記録カードの書き方や、失敗したときの対応などについて意見が出た

Posted by okada at 12:32