認定試験における遠方界測定においては、具体的な装置の「放射ポイント」を見極めることが難しいことが
あります。実験室での検証では最大値以下の分布を検証することに膨大な時間を要することがあります。
 最大値を検証し対策することは重要ですが、時として「モグラ叩き」現象になることも珍しくありません。
検討する周波数における全体の分布を確認しなければ認定試験による遠方界で良好な結果を得ることが出来な
いことがあります。そこで、近傍界による検証を確立すれば「モグラ叩き」現象を回避することが可能になり
ます。このことは、予算にも影響します。
『近傍界測定と遠方界測定について』+『ノウハウとシミュレーションについて』
『設計資料の確立について』
 一般的にはEUTの放射ポイントにサーチコイルをあてがい測定します。これでは放射ポイントの数値データ
だけが設計資料に一行加えられるに止まります。後継機種の開発設計には、具体的なデータが必要になります。
筐体/PC板の図形データ上にSTEP11Aのデータを重ね合わせれば前機種における問題点や注意点を一目
で確認することが可能となります。また、遠方界データと近傍界データの相関関係を理解することが出来ます。
対策効果を充分に確認出来たらば、認定試験所にて遠方界の正規試験をお願いします。
 
『世界は近傍EMIで動き始めています』
多関節ロボットを利用した
EMI測定装置の(カナダ)Aprel社
 President CEO Stuart Nicol氏
(2011-0610 電波暗室にて)

(共通点)基板と筐体を測定すること。
(相違点)Aprel社は製造と販売。
     当社は測定とコンサル。
EMI試験は遠方界(電界)ですが、EMI対策には近傍界(電界と磁界)
近傍界測定と遠方界測定について優劣を語ることを伺うことがあります。認定試験は遠方界方式を採用していますが、遠方界では判明出来ないノイズを近傍界で測定することを御提案してるだけです。勘違いされることがありますが、遠方界測定においても近傍界測定においても測定技術が必要です。
試験装置のボタンを押すだけではありません。
 「ノウハウ」VS「シミュレーション」について議論されることを伺いますが、どちらも未完成です。このことはシミュレーションソフト会社も認知しています。どれもが“真”であり“偽”です。状況を勘案して御利用されるのが宜しいと思います。
EMI対策の
御提案
電磁ノイズ
対策工程
近傍界EMI
について
ノイズ対策の要
(ご参考まで)
 地上波放送により多くのオープンサイトが利用出来なくなったことが近傍界システムの普及要因にも繋がったと思います。
 遠方界でしか判明出来ない電磁ノイズもありますが、近傍界でしか判明出来ない電磁ノイズもありますので両者を併用されることが電磁ノイズ対策効果に繋がります。
 自治体等において近傍界測定装置を設置していることは伺いますが測定技術も利用者に提供されることが望ましいと思います。
 もし、暗中模索状態にてEMI対策に困惑されているのであれば専門コンサルを活用される方が得策だと思います。

 EMI対策方法は“薬”にもなりますが“毒”にもなります。このことから御客様の事案に応じてお知らせしています。よって、本ホームページでは極一部しか公開していません。
 御期待の沿えないことがありますが御理解頂けます様お願い申し上げます。
測定例LCD
(EMI対策例)
遠方界のEMIを近傍界で検討する為に
 (ステップ1)プリント基板単体
  :筐体無しでプリント基板の状態確認。

 (ステップ2)プリント基板+模擬筐体
  :金属筐体特性によるプリント基板の状態確認。(要筐体加工)

 (ステップ3)プリント基板を内蔵した筐体
  :プリント基板のノイズについて金属筐体からの放射状態確認。

 上記した確認によりステップ1から3の何れかを選択して対策。
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グローバルビジネスを制してきた実績より同業者の皆様から共感して頂いてます。
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