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2012年1月17日
全大阪連盟杯

 勝つという事はいつでも嬉しいものだが、今回は格別な思いの勝利であった。昨年12月の50大会では塚本さん、さわやか杯では西都島さん、玉島さんと対戦し敗北し、やはり地力で勝るチームには、同じようにしていては勝てないと再認識した。それが今年初めての大会である「全大阪連盟杯」で思いもしない勝利が2度続けて転がり込んだのである。
 
 第3回となる連盟杯に初めて参加した。連盟杯は連盟に所属するチームだけで行われる大会で、第1回、第2回は卒業記念大会の予備日に開催されていたが、参加できなかったチームの要望もあって1月に開催された。これまで星空も予備日は大正区の大会と重なり不参加とせざるを得なかったので、今回のご配慮には大変喜んだ。
 
 参加は12チーム、連盟には19チームが所属されているので7チームは他の行事等で不参加になったようで残念だ。まずは3ブロックに分かれリーグ戦で各リーグの上位2チームの計6チームが決勝トーナメントに進出する。リーグ戦は2試合だけで運がものを言う。初戦の新森さんを完封で退けたが、2試合目の西都島戦では1得点しか出来ず敗北した。結果2勝で西都島さんが1位抜け、星空は1勝1敗で今福さんと並んだが失点率で2位抜けとなった。
 
 トーナメントに上がったのは、敷津浦さん、塚本さん、西三国さん、西都島さん、放出さん、そして星空だ。リーグ戦の順位は関係なく再抽選され、星空は2回戦の準決勝からの試合となった。1回戦では西三国さんが敷津浦さんに勝利し、塚本さんが放出さんに勝利した。そして準決勝、星空が満を持して登場。対戦相手は西三国さんである。この時点で「負けて元々、びびらず、思い切っていこう」だ。
 
 星空先攻でトップキッカー出塁し、2塁に送ったが結局無得点で嫌な感じ。そして西三国さんのトップキッカーの強烈なライナーがサードを襲い、それを弾いて外野に転々としホームラン。いきなり敗北宣言かと思ったが、その後、良く守って失点はその1点で済んだ。2回で下位打線が単打で繋ぎ3得点と逆転して取り敢えず喜んだ。その後、両者良く守って3−1で5回を終了し、ここで終わって欲しいが7回まで試合は続く。いつ逆転されるかと冷や冷やしたが、6回のピンチを高い集中力で凌ぎ、7回も3人で抑え、文句のない勝利を収め決勝進出。
 
 対面のコートでは準決勝で西都島さんが塚本さんを破って決勝進出。予選の西都島戦の際、失点はエラー絡みの3点だけなので得点出来れば何とかなるのではと、スコアブックと睨めっこした。小技が通用せず、回し蹴りも不調とくれば打つ手は一つ。真っ直ぐ蹴るしかない。しかし非力なので外野が前進守備で落とす場所は非常に狭い。ということは出来るだけ強いゴロ、または低いライナーなのだが確実に蹴れる筈もないので、初詣も行ってないのに神頼みとなった。
 
 そして決勝戦。星空先攻でトップキッカー出塁し、2塁に送って3番キッカーのセンター前ヒットで、本塁突入も憤死となり結局無得点で嫌な感じ。さっきと殆ど一緒や(*_*)。そして西都島さんの攻撃はヒットが続き3失点だったが、それだけで済んだという印象だった。星空は3回に3点、4回に4点と上位、下位打線とも単打で繋ぎ逆転した。小技を捨てライナー一本で勝負したのが功を奏した。4回裏のノーアウト満塁の大ピンチを無失点で凌ぎ、5回にも1失点でなおノーアウト2、3塁を2失点で抑え、6回裏を無失点で切り抜けたところで50分を過ぎ試合終了。同時に大歓声が上がった。
 
 今大会で準決勝、決勝と抜群の守備力を発揮した。妙技が沢山有り、それ以外もそつの無い守備ばかりだった。走塁は果敢なものが多く勝利にたいへん貢献した。時には失敗もあったがそれはそれで今後に活きるだろう。攻撃に関しては全般に非力であるが、狙った球筋で狙った場所に大凡蹴っていた。集中力が高まった所為で、練習時には見せない良い顔をしていた。そして試合後は全員が達成感に包まれ、自信を深めたことだろう。
 
 余談。決勝戦の直前、恒例の「勝ったらカニ食べ放題ツアー」をとりあえず宣言し、やはり恒例の「勝つと思ってへんからそんなん言うねん」とキャプテンにお返しを頂く(笑)。しかし今回はちょっとした思惑があり、本気で勝ってツアーに行く気満々だったのだ。で、最終回の6回裏、ランナー3塁ながら2アウトで3点差。「これ勝つで!カニや!」と身構えた。喜々としてカニを貪る子供らを想像し、嬉しくもあり悲しくもある今日この頃。
 
 もう一つ余談。初めて知ったが参加料は無料なのに優勝チームにはメダルが頂けるのである。それも個人の名前入りで。2週間ほどでメダルが出来て届くらしく、とても楽しみだ。

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2012年1月13日
練習

 今年はチームはどうなるのであろう。年々メンバーが減少し、6年生が卒業すると20人を切ってしまう。キックに携わった2002年は20数名で、そこから増加の一途で2007年には40名を超えていた。そこがピークでその後は新入メンバーが少なくなり、卒業する分減少していき、現在20名。春には6年生3名が卒業する分だけでも、新しいメンバーが増えたらいいなあ。
 
 新年早々思い悩んでもどうにもならないので、練習するのみである。7日からの3連休は練習、練習、練習であった。日曜日は午前中だけだったが、珍しく3日とも学校を押されることが出来、ずっと基礎練習を行った。具体的には文字通り基礎で、投げ方、捕り方、蹴り方、走り方をじっくり教えた。教えても直ぐものに出来る事は無いが、意識の中にこうあるべきだと植え付けることが大事であろう。それを保持している子供は伸びるが、意識が薄いと上達も遅いのが現状である。
 
 いつも感じる事だが、投げ方、蹴り方を教えるのは難しい。子供でも腕を意思通り動かすのそれほど難しくないので、まだ投げ方は教えやすいが、脚を自分の意思通りに動かせない子供は多く、6年生でもまだまだな蹴り方をする。しかしながら中学生になって久しぶりに遊びに来てボールを蹴ると見違えるように上手になっていることがある。特段練習をしたわけでもなかろうが、脳みその中の線がいつの間にか繋がったのだろうと思っている。
 
 良い投げ方になったと喜んで暫く経った頃、ふっと気付いた時に、良い投げ方が消え去り、元の投げ方でもない、変な投げ方になっている事がある。何故そうなったのか分からないが、また根気よく指導する羽目になるので、全員を万遍なく見ていないと駄目だなあとも思う今日この頃。

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